内容説明
時代別の詩とエッセイで編む自選作品集。第3巻には、1990年代以後の作品と、書き下ろし詩篇を収録。
目次
詩集 食卓に珈琲の匂い流れ(部屋;足跡 ほか)
詩集 倚りかからず(木は旅が好き;鶴 ほか)
詩集未収録作品(活字を離れて;色の名 ほか)
書下し詩篇(球を蹴る人;草 ほか)
エッセイ(歌物語;女へのまなざし ほか)
訳詞 韓国現代詩選より(林(姜恩喬)
別れる練習をしながら(趙炳華) ほか)
著者等紹介
茨木のり子[イバラギノリコ]
1926(大正15)年6月12日、大阪に生まれる。幼年期を愛知県西尾市で過ごす。1942年、父の病院開業により、愛知県幡豆郡吉良町に移る。1943年、帝国女子医学・薬学・理学専門学校(現、東邦大学)に入学。1945年、19歳のとき、学徒動員で海軍療品廠で就業中、敗戦の放送を聞く。翌年、繰り上げ卒業。戯曲や童話を書く。1949年、医師・三浦安信と結婚。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊。1975年、夫、死去。1976年より、韓国語を習いはじめる
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感想・レビュー
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あなた
4
彼女はあからさまなほどに日本の若者に対する諦観を示すがそれが彼女の詩情を一枚岩にしているんじゃないかなと思うときがある。はしゃぎや浮かれ騒ぎに自己省察はないと彼女はいうが私はふとフィッツジェラルドのことを思い浮かべた2010/03/27
yojohon
2
食卓に珈琲の匂い流れ、寄りかからずより 「行方不明の時間」の中にある「今は居ないのです」というフレーズ。すべての迷いも悩みも苦しみも、何も考えない時間が欲しい。そんな時に思い出すコトバ。しんどくなったら、私も自分を行方不明にする。2011/09/17




