ちくまプリマー新書<br> 何のために「学ぶ」のか―中学生からの大学講義〈1〉

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ちくまプリマー新書
何のために「学ぶ」のか―中学生からの大学講義〈1〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480689313
  • NDC分類 002
  • Cコード C0295

出版社内容情報

大事なのは知識じゃない。正解のない問いを、考え続けるための知恵である。変化の激しい時代を生きる若い人たちへ、学びの達人たちが語る、心に響くメッセージ。

内容説明

大事なのは知識じゃない。正解のない問いに直面したときに、考え続けるための知恵である。変化の激しい時代を生きる若い人たちへ、学びの達人たちが語る、心に響くメッセージ。

目次

知ること、考えること(外山滋比古)
独学する心(前田英樹)
学問の殻を破る―世界に向けて自己を開放すること(今福龍太)
脳の上手な使い方(茂木健一郎)
生物学を学ぶ意味(本川達雄)
学ぶことの根拠(小林康夫)
「賢くある」ということ(鷲田清一)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年生まれ。東京文理科大学英文学科卒業。『英語青年』編集を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学で教鞭を執る。お茶の水大学名誉教授。専攻の英文学のほか、エディターシップ、思考、日本語論、教育論などの分野で独創的な仕事を続けている

前田英樹[マエダヒデキ]
1951年大阪生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。現在、立教大学現代心理学部教授

今福龍太[イマフクリュウタ]
1955年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。82年より、メキシコ・キューバ・ブラジルにて人類学的調査に従事。札幌大学教授、サンパウロ大学日本文化研究所客員教授等を務め、現在は東京外国語大学大学院教授、奄美自由大学主宰

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学大学院連携教授。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。「クオリア」をキーワードとして、心と脳の関係を探究している

本川達雄[モトカワタツオ]
1948年宮城県仙台市生まれ。東京大学理学部生物学科(動物学)卒業後、東京大学助手、琉球大学助教授などを経て、1991年東京工業大学教授、2014年より同学名誉教授。専門は生物学。棘皮動物(ナマコ、ウニ、ヒトデ、ウミユリ)の硬さの変わる結合組織の研究や、サイズの生物学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

72
とても奥深い1冊。それぞれの視点で書かれているが、共通しているのは「学ぶ」という視点であり、根本も共通しているように思う。個人的には、鷲田先生のが一番、フィットしてくる。これは、すべての年齢の人に読んでほしい本でもある。人は、学び続ける生き物でもあると思う。それは、未知への知という視点そのものが、生きることだと思うからだ。2018/04/12

future4227

50
入試問題の論説文によく出題される著名人たちが中学生向けに易しく説諭した本。どの方たちも心に染みるようなことをおっしゃっている。ただ、こういう本を読んでいる中学生は、その時点で既にかなり成熟した人間であるはずで、問題なのはこういう本に見向きもしない子どもたちにどう伝えるかだと思う。中でも本川達雄先生の言葉が特に印象的だった。職業を選ぶ際は「好きなことをする」ではなく「世の中で大切なことをする」と考えるべきだ。好きなことだけやって飯喰っていける人なんて極一握りにすぎないのだからと。至極ごもっとも。 2020/02/28

よこしま

35
中学生向けにやさしく7名の研究者が書いた本です。「学ぶ」は大人も同じ。多くの皆さんに読んでほしい1冊です。◆外山氏の知識量と思考力は違うという指摘から、まず納得です。仕事をする上でも、最初は上司や過去の設計を見よう見まねで始めますが、あくまでもベースです。各物件により条件も違いますし、仕事上でエラーも当然でます。その時にどう対応するかは知識だけではムリでして。◆今福氏の群島論。大陸から視るのと、島からでは違うこと。それには開拓力も必要です。◆全ては書けませんが、皆さん刺激ある問いかけをしてくれてます。2015/03/28

ぐっち

31
有名な先生が中学生に向けて「何のために学ぶのか」を語る本。外山滋比古先生のと本川達雄先生の話が面白かった。外山先生は、コンピューターに勝てるのは「忘れる力」だからたくさん睡眠をとろう…みたいなまたもや飛躍した話。本川先生のは生物学を学ぶ意味…「ゾウの時間ネズミの時間」は面白いが、最後、謎の歌になっててぶっ飛んでた。今度高校生になる息子にも読んでほしい。2019/03/24

Cambel

30
中高生に向けた講演なのだそう。正直、その頃の自分には馬の耳に念仏状態だったかも(苦笑)大人になった今は得ることが多かった。今からでも生涯愛読できる本、生涯尊敬できる古人を見つけようとおもう。一番考えさせられたのは、生物の時間と物理の時間の概念の違い。突き詰めると宗教観の影響もあるとか。それをしらなくても物理学の勉強はできるけれど、視野の広がりには、他分野の知識の引っ掛かりが、このような見解を示すことがある。茂木先生が「オススメの本はなんですか」と聞く人は本を読まない人だ、言っている。同感。→2017/05/12

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