ちくまプリマー新書<br> きのこの話

電子版価格
¥990
  • 電子版あり

ちくまプリマー新書
きのこの話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480688774
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C0245

目次

はじめに 「きのこ目」になろう
第1章 きのこって何だろう?(植物よりも動物に近い!?;どんなところに生えるの?;きのこの好みを知ると発見率がアップ)
第2章 きのこの森へ出かけよう(春、きのこの季節がやってきた;草花とも仲良し!;トドマツの森はきのこの宝庫;広葉樹の森には第一級の食菌が)
第3章 あれもきのこ、これもきのこ!?(虫もきのこが大好き!;夏のきのこ探しの心得;きのこっぽいきのこ;小さくて不思議な形、これも?;森の仲間、粘菌たち;豊かな森に棲む地衣類って?)
第4章 たかがきのこ、されどきのこ(華やかに色づく森へ;真っ白い静寂の森にもひっそりと;きのこをもっと楽しもう!)
おわりに きのこと、森と、自然と、人と

著者等紹介

新井文彦[アライフミヒコ]
1965年生まれ。きのこ・粘菌写真家。明治大学文学部卒業。ライター業、コピーライター業に加え、夏から秋にかけては、北海道・道東地方で、ネイチャーガイドにもいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にし

53
きのこの写真が可愛いんです。新井さんきのこが大好きなんだな~。愛らしい写真を見て文をチョコチョコ読んでました。きのこの仲間の粘菌は不思議な生き物で子実体はとてもキュート。南方熊楠の事にも触れていて森への興味が深まります。新井さんのきのこ図鑑が発行されないかな。2014/01/28

ホークス

42
きのこには弱ったり朽ちた植物を土に還す役割がある。倒木に群生する姿は、鯨の遺骸に集まる深海の生き物たちを連想させる。本書は粘菌写真家によるので写真が美しく豊富。著者のフィールドである阿寒湖周辺の自然と、きのこの愛らしさがとても丁寧に表現されている。形、色、質感の多彩さ、群生と単独それぞれの美しさが素晴らしい。冬虫夏草は日本にも多いとあり、思わず寄生された気分を空想した。著者が専門の粘菌写真も少し載っていて、美しいのにザワザワする不思議な感じ。内容がマニアック過ぎず、森林の自然に対する造詣も深い。2019/07/21

バニラ風味

19
ストレートなタイトル!自分とキノコたちのかかわり方、キノコ全般の豆知識に加え、撮影した写真が沢山。この写真が、本当に素敵。話もわかりやすくて、面白いです。きのこを生き物の一つとしてとらえ、広い視野で語る内容には、感心しました。キノコ好きさんには、おすすめ。2018/10/15

赤い熊熊

19
もともと近年、キノコをよく見るというか、見つけられるようになった、そんな歩き方をするようになって、にわかに菌類に興味をもっていたので購入。菌類を植物としているあたりに間違いが見受けられるけれど(とはいえ、巻末のほうでは菌類と植物をちゃんと違う「界」に分けている)、菌類の分類や、菌類の生態については分かりやすく書かれていて、今すぐにでもキノコを探して歩きたいと思わせられる本でした。著者は写真を生業とされるだけあって、キノコの写真が魅力的。キノコ写真を自分でも撮りたくなります。2017/10/07

ふろんた2.0

16
森の中に生えるきのこの写真がたくさん。ぽつんと生えている姿が美しく、どう撮るのがいいのか参考になります。2013/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4658511
  • ご注意事項

最近チェックした商品