ちくまプリマー新書
若者の「うつ」―「新型うつ病」とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480688163
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0211

出版社内容情報

若い人たちに最近よく見られる「新型うつ病」とはどのようなものか。青年期にかかりやすい「うつ」について、わかりやすく解説する。

内容説明

若い人たちに見られる「新型うつ病」とはどのようなものか。「新型うつ病」になりやすい体質や性格があるのだろうか。思春期・青年期にかかりやすい「うつ」について、気づき、立ち直るための対処法をわかりやすく解説する。

目次

第1章 「うつ」って何だろう?(「うつ」について思い浮かぶイメージは?;「うつ病」と「うつ状態」のちがいは何か? ほか)
第2章 若者にみられるさまざまな「うつ」の表れ方―三者三様の「うつ」(高校入学後「うつ」になった女子高校生―典型的なうつ病:メランコリー型うつ病;銀行に就職後「うつ」になった男性―新型うつ病:ディスチミア型うつ病 ほか)
第3章 若者の「新型うつ病」とは何か(「新型うつ病」とは何か;「メランコリー型うつ病」と「新型うつ病」のちがい ほか)
第4章 「新型うつ病」をどう考え、どのように向き合うか(「新型うつ病」をどう考えるか;「新型うつ病」治療における全般的な心得 ほか)
第5章 若者の「うつ」と現代社会(時代とともに「うつ」の病像は変わる;生物学的観点から見たうつ病 ほか)

著者等紹介

傳田健三[デンダケンゾウ]
1957年静岡県生まれ。北海道大学医学部卒業。ロンドン大学精神医学研究所、英国王立ベスレム病院(青年期病棟、摂食障害病棟)などに留学。現在、北海道大学大学院保健科学研究院生活機能学分野教授。専門は、児童青年期精神医学。2003年度に文部科学省が初めて取り組んだ「子どものうつ病」に関する調査のチームリーダーを務めるなど、若者の「うつ」に対し、精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マーブル

10
「新型うつ」と言う病気があると知った。その特徴を並べれば「若い人に多く」「負けず嫌い、自己中心的」「好きな活動の時は元気」「仕事や勉学の際に不調になる」「うつで休む事に抵抗がない」「他罰的で悪いのは周りと考える」と、昔ながらの考えの人であれば根性なしの若者のワガママで、もっと社会の厳しさを教える必要がある、となりそうだ。が、これは頑張っても正社員にすらなれず、でも個性ばかりを求める現代社会への適応の結果なのかもしれない。自分をすり減らし、会社への帰属を要求していた時代のうつと、違うのは当然の事なのかも。2017/12/02

calaf

7
何度も同じ事を繰り返しているので、分かりやすいと言えば分かりやすいのだけど...精神科の先生の本って、くどくどと言葉で説明しすぎるきらいがあると思うのは、私の気のせいだろうか... (^_^;;;2010/12/13

りこりす

6
卒業論文のために読んだけどおもしろかったから登録する。社会背景のところが使えそう。よし!うつ病とか、〜障害とか、目には見えないものは判断や理解がむずかしい。うつは甘えじゃないよって言ってくれるやさしい本。2013/11/20

カモメ

5
この本が出た当時「新型うつ」という言葉が流行っていましたね。今はどうなんでしょうか。「新型うつ」を責める論調の本が多い中で、この本の論調はやさしい感じでした。2012/09/20

壱萬弐仟縁

5
自殺者が多い日本社会の前段階は、うつ病が影響していることは濃厚に思える。新型の特徴は、①負けず嫌い、②仕事や勉学で不調、③うつを利用して怠惰、④疲労や不調感、⑤他罰的(11ページ)。評者も①⑤はあたっているが、格差社会が続く中、中流社会のような安定的な社会でそれなりな生活ができていた社会への憧憬もある。時代がつくりだした病といえる面もあると思った。そして、若者だけが新型うつ病になっているとは思えない。それに、34歳までしか統計の対象とされず、35歳以上は労働統計の範囲外の層が増えてきた。社会的排除も問題。2012/07/29

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