ちくまプリマー新書<br> エレガンス入門

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ちくまプリマー新書
エレガンス入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685568
  • NDC分類 151.1
  • Cコード C0270

出版社内容情報

エレガンスとは、自分の意志で選びとること。

思想、文化、美学、実践──

その力と技法を学びとり、あなたらしい判断の基準を育てる



―――



エレガンスとは、優雅な振る舞いのことではありません。高価なものを身につけることでもありません。

エレガンスとは「どのように世界と関わるか」という判断の技法です。

古代ギリシアの身体観から宮廷の作法、近代の思想、科学の方法論、そして現代のビジネスや組織の設計に至るまで。エレガンスは時代を超えて、暴力と欲望を制御し、他者との距離を調整する知として機能してきました。

それは装いに現れ、言葉に宿り、制度にまで及びます。美学であると同時に倫理であり、社会を動かす力として働いてきました。

アルゴリズムが「正解らしきもの」を出し続ける時代に、何を選び、何を退けるか。どこで踏みとどまるか。その判断の一つひとつが、人の品格と関係の質を形づくり、ひいては社会を変えていきます。



思想史・文化史・科学・ファッション・ビジネスを横断し、この曖昧で誤解されがちな概念を「人間理解のための思考の形式」として読み解く、前例のない試み。

読むほどに世界の見え方が変わり、自分自身の振る舞いが変わる一冊です。


【目次】

序 章 学問としてのエレガンスへ

Part Ⅰ エレガンスの思想

第1章 エレガンスの輪郭―美の概念として

第2章 思想史Ⅰ 古代―近世―暴力から距離を取る技法

第3章 思想史Ⅱ 近代―現代―「権威」から「区別」へ

第4章 ココ・シャネル―女性たちのアイコン

第5章 ダンディズム―男性たちの美学

第6章 美しい理論―科学が描き出すエレガンス

PartⅡ エレガンスの力

第7章 誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち

第8章 世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として

第9章 階級演出装置としてのエレガンス―特別であること

第10章 エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」

終 章 AI時代のエレガンス

内容説明

エレガンスの語源はラテン語の ̄eligere。「選びとる」という意味です。流行や他者の期待に迎合せず、自らの意思で選ぶことの積み重ねが、あなたのスタイルをつくります。世界と仲良くしすぎないための、思想としてのエレガンス入門。

目次

序章 学問としてのエレガンスへ
1 エレガンスの思想(エレガンスの輪郭―美の概念として;思想史1 古代―近世―暴力から距離を取る技法;思想史2 近代―現代―「権威」から「区別」へ;ココ・シャネル―女性たちのアイコン;ダンディズム―男性たちの美学;美しい理論―科学が描き出すエレガンス)
2 エレガンスの力(誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち;世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として;階級演出装置としてのエレガンス―特別であること;エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」)
終章 AI時代のエレガンス

著者等紹介

中野香織[ナカノカオリ]
ラグジュアリー文化の専門家として著述・講演・教育・メディア出演・企業アドバイザリーに携わる。東京大学大学院修了、英ケンブリッジ大学客員研究員を経て、明治大学特任教授、青山学院大学客員教授などを歴任。2022年経済産業省「ファッションの未来研究会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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pppともろー

3
これまで考えたことが無かった。生き方・思想。これほどまでに深くて豊かな世界があったとは!2026/05/19

辻井凌|つじー

1
エレガンスは「美しい」のような評価ではなく、世界との距離のとり方が軸にある。 暴力から距離をとるように、今は煽りやSNSに対してエレガンスが必要だ。自分にはまだない。 石川智健『エレガンス』を読んだ後だけに、非常にタイムリーな一冊だった。2026/05/14

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