出版社内容情報
命を救うはずの場所で
僕は「重い現実」を見た――
映画『廃用身』原作者が贈る、
「正しさ」を問いなおす物語。
「医者になりたい」高校生×医療ミステリー
医学部受験のため猛勉強中の高校二年生・医人(いひと)。
同級生の父親が喉頭がん治療中に急死し、医療ミスではないかとの話が持ち上がる。
事実を探るべく、主治医、親戚の麻酔科医、各科の専門医、新聞記者と対話し、
「病気を治して人の役に立つ」というきれいごとだけでは説明できない医療の重い現実を知る。
【本文より】
……「そんな陽の当たる場面ばかり思い描いて医者になったら、すぐに挫折して、やる気のない医者になったり、金儲けに走る医者や、楽をすることばかり考える医者になったりする。医者になるなら、医療の陰の部分をあらかじめ知っておくことが大事なんだ。……医療にはそんな世間から隠された暗くて重い現実があることを知っておくことが、ほんとうの意味でいい医者になるための心の準備になるんだ」……
【目次】
第一章 「将来、医者になりたいんです」
第二章 「もし、医療ミスだったら、悔しいな」
第三章 「医療には知らないほうがいいことも多いんだぞ」
第四章 「そう、心の準備だ」
内容説明
医学部受験のため猛勉強中の高校二年生・医人。同級生の父親が喉頭がん治療中に急死し、医療ミスではないかとの話が持ち上がる。真実を探るべく、主治医、親戚の麻酔科医、各科の専門医、新聞記者と対話し、「命を救う」という正しさだけでは説明できない医療の重い現実を知る。
著者等紹介
久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センターで麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
ナミのママ
みいやん
coldsurgeon
muroyu




