ちくまプリマー新書<br> 資本主義を半分捨てる

個数:
電子版価格
¥968
  • 電子版あり

ちくまプリマー新書
資本主義を半分捨てる

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2026年03月21日 18時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685469
  • NDC分類 016.29
  • Cコード C0210

出版社内容情報

生きづらさに満ちた社会で、資本主義の価値観に縛られず多様なありかたを模索する。都市と山村を行き来して考えた、自分が心地よく生きるための方法とは。



お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか? 資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく──。他人の評価や市場のものさしにとらわれず、自分だけの生き方をみつけよう。私たちが抱える「生きづらさ」から抜け出してちょうどよく生きるためにどうすればいいのか。現代を生きる私たちがどうすれば人間らしく暮らせるのか、自分に合った答えを見つけるためのヒントがここにある。


【目次】

はじめに

「ちょうどよく生きる」とは/「生きづらさ」はどこからくるのか/テクノロジーの発展は悪くない/「自己ニーズ」を大事にできるかどうか



第一章 僕たちが山村に越して分かったこと──二つの原理を行ったり来たり

東吉野村へ移住/なぜ過疎地を選んだのか/合理性と効率性を第一とする社会で/資本の原理に支配される危うさ/あらゆるものを商品とみなす社会/消費社会は快適/生きるとは労働力を商品化すること/数値化することで失われてゆくもの/二つの原理を行き来する柔軟さが必要



第二章 社会全体を学びの場としてとらえる──脱学校、脱病院の思想

都市と山村では自然とのつき合い方が違う/近代と前近代/学校は子どもたちを序列化する制度/学びを学校に限定しない/本来の学びとは何か/社会的価値という物差しから離れる/障がいは社会との関係性の中で生じる/障がいにおける「医学モデル」と「社会モデル」/医学的、社会的評価に委ねすぎてはいけない/数値ではなく自分にとってのちょうどよさを基準にする



第三章 働くとはなにか──ルチャ・リブロとヴァナキュラー

なぜ図書館活動をするのか/市場原理に縛られない場所をつくる/「おすそ分け」が活動の原点/生きづらさと向き合いプロセスを「ひらく」試み/労働=賃金なのか?/ヴァナキュラーな営みとは/自然のリズムを無視しない働き方/人間の精神や文化の持続のために大切なものはなにか



第四章 数値化できないものについて語る──「オムライスラヂオ」

互いに関わり合い、支え合う関係/全体を整える││流動的知性/テクノロジーは大事だが支配されてはいけない/人間らしく生きるために生活を手づくりする/自己ニーズを認め合う関係は互いの尊厳を認め合う関係/素朴な疑問について語り合う雑談の場としてのラジオ/余白の時間と空間をとり戻す/生き物としての感受性を回復する



第五章 尊厳を認め合いながら生きるには──『ジェンダー』

自己ニーズはとても繊細なもの/男性は社会的に優位な側に属している/平等な社会を目指すには/近代社会が理想とした「単一の性」の不自然さ/「他者ニーズ」と「自己ニーズ」を往復しながら生きる/前近代的共同体に潜む抑圧/マイノリティを孤立させない/自ら作った制度や装置に支配されずに生きる

内容説明

お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか?資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく―。生きづらさに満ちた社会を生き抜くためのヒントがここに。

目次

第一章 僕たちが山村に越して分かったこと―二つの原理を行ったり来たり(東吉野村へ移住;なぜ過疎地を選んだのか ほか)
第二章 社会全体を学びの場としてとらえる―脱学校、脱病院の思想(都市と山村では自然とのつき合い方が違う;近代と前近代 ほか)
第三章 働くとはなにか―ルチャ・リブロとヴァナキュラー(なぜ図書館活動をするのか;市場原理に縛られない場所をつくる ほか)
第四章 数値化できないものについて語る―「オムライスラヂオ」(互いに関わり合い、支え合う関係;全体を整える―流動的知性 ほか)
第五章 尊厳を認め合いながら生きるには―『ジェンダー』(自己ニーズはとても繊細なもの;男性は社会的に優位な側に属している ほか)

著者等紹介

青木真兵[アオキシンペイ]
1983年埼玉県生まれ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。思想家。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開きつつ、就労支援や若者支援、企業の組織文化づくりなどに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

@nk

33
青木さんの本だわ、と思い手に取った。/奈良の山奥で私設図書館[ルチャ・リブロ]を(夫婦で)されていることを知り、いつか行きたいなと思ったのは6年くらい前。どこかの書店で『りぶろ・れびゅう1』を買い、それっきりだった。/青木さんが図書館をひらく前の、東吉野村へ訪れた夜の心情が本書に描かれていた。そこにとても共感してしまったのは(私が)1年間の島暮らしを経験したからであり、自然に囲まれつつ「不便さ」のある日々を少なからず知っているから。/イヴァン・イリイチの思想に青木さんの暮らしが重ねられ、何度も表現や⇒2026/02/22

よっち

27
資本主義社会で成長や評価に飲み込まれがちな状況で、どうやって人間らしい生き方を維持するか。極端な否定や盲従ではなく半分捨てる柔軟な視点で探る1冊。市場評価と自分にとっての意味を区別して、資本主義を道具として使いこなしつつ、自らの感覚にちょうどいい生き方を提案する内容で、全否定すれば孤立し全肯定すれば消耗する中での半分という現実的な姿勢や、今の時代の感覚的な早過ぎると感じる違和感を無視しないことの大切さ、資本主義の便利さを享受ししながら人間性を守るために、それぞれのちょうどいいを探す勇気は確かに必要ですね。2026/03/08

タカナとダイアローグ

19
自分の中に、「自己」「他者」のニーズを住ませること。イリイチ思想で、二分して考えてみることが入り口にあるらしい。 いったん相対化しないと、学校のおかしさは気づかない。あと、ジェンダーとか。二分した先にさらに二分、さらにさらにと細かく認知してから、包括的な認識を得ていく道をとろうと思った。 「私設の図書館を奈良で営んでいる方で」と茅ヶ崎のCRAYD BOOKSさんで紹介され即購入。イリイチは課題なのだ。 あと、本書では使われていない語彙だけど、贈与やあなきずむの思想も感じた。独立研究者を追いたい。2026/03/13

チェアー

9
資本主義を半分「捨てる」のではなく、資本主義以外の在り方を、目の前の世の中と同等に作り出す、という感覚だろうか。そして、わたしの「本業」はこちら(資本主義以外)にあるのだと主張する。カネの論理とは違うありかたの中で生きるのだ、と声を上げたい。 2026/02/11

焼き飯

5
居酒屋のアルバイトをしていた時、雇ってくれた女将夫婦に感謝する気持ちで働いていて、給料をもらうのが申し訳ないと思っていた。現職ではお金を貰わないとやってられない。それはあるがままの自分を認めていてくれたか、否かで違っているのだろう。資本主義は能力や向上心がないとうまく息ができない。しかし世界は広く、そのルールの外側にあたる所もきっとあるはずだ。無ければ作ればいい。私はどうやって生きていきたいのだろう。思考材料を得て選択肢を増やし、ただひたすらに考える。その先に、私が辿り着きたいと思える未来があってほしい。2026/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23138857
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品