ちくまプリマー新書<br> エロってなんだろう?

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ちくまプリマー新書
エロってなんだろう?

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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685377
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

エロマンガ界のレジェンドが語る、いまこの社会でエロを表現し、人に見せるということ。蛙亭・イワクラとの対談「エロいは面白い」収録。


【目次】

内容説明

現実とフィクションは違う。でも、現実のルールを知らなければ、面白いフィクションはつくれない。エロマンガ界のレジェンドが語る、いまこの社会でエロを表現し、人に見せるということ。蛙亭・イワクラとの対談「エロいは面白い」収録。

目次

第1章 エロの原点
第2章 エロをつくる
第3章 エロは子どもに有害なのか
第4章 隠すことにもルールがある?
第5章 現実とフィクション
対談 イワクラ(蛙亭)×山本直樹 エロいは面白い

著者等紹介

山本直樹[ヤマモトナオキ]
1960年生まれ、北海道出身。マンガ家。1984年に「山本直樹」および「森山塔」名義でデビュー。『Blue』(光文社、のち太田出版)が1992年に東京都の不健全図書指定を受け、いわゆる「有害コミック騒動」の中心に。『レッド』(講談社、のち太田出版)が2010年に第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

50
エロの本来の語源はギリシャ神話のエーロス。エロスと言えば、愛。イデアの世界を志向する精神的な愛。かのプラトンは「饗宴」で、エロスの神の出自に関する議論で、愛にはさまざまな段階があることを説き、真・善・美の世界に到達しようとする最も高次元な愛をエロスと呼んだ。日本で一般的な解釈はおもに性愛にまつわる概念のことで具体的な行為を指す表現はセクシーとなる。変態性欲もエロ。よって、精神的な愛も高次的な愛も性愛もセクシーも変態性欲もエロとなる。個人的に自然科学大好きな僕が思うエロは人類存続のシステムとなる。2025/11/19

ぐうぐう

28
東京都不健全図書指定を受けた傑作『BLUE』以前、つまりは森山塔時代から山本直樹のエロ漫画家としての地位は頂点にあり、それは現在も変わっていない。そのような山本が、いかにエロ漫画を、あるいはエロ表現を捉えているかが知りたくて本書を手に取る。その意図で読むと正直肩透かし感はあるのだが、それはある意味予想されていたことで、そもそもそのような肩透かしこそが山本のエロ漫画家としてのクオリティを高めていることに繋がっているのだ。自身の描くエロ漫画に高尚な主題はなく、(つづく)2025/12/12

hanchyan@発想は間違ってない

27
「はじめに」が名文すぎて驚く。と言ってもそれは、たとえば書店で試しにこの「はじめに」を読んでそっと棚に戻すひとも相当数いらっしゃるような感じ(笑) あけすけな語り口だがそれ以上に先ずは冷静かつフェアな印象。いわゆる『悪書追放運動』の顛末については、先日読んだ大塚英志さんの本の答合わせをしてるようで個人的に非常に興味深かった。渦中の人物自らの手による平成〜令和のエンタメ史を巡るクロニクルとしても評価できそうな気する。やっぱさ、体に悪いものほど旨いようにダメなものほど面白いんだよね。2025/11/29

そうたそ

11
★★★☆☆ 成年漫画を書いてきた著者が考える"エロ"とは。これがちくまプリマー新書から出されているのが興味深い。著者の半生の振り返りからはじまり、雑談のような語り口でエロというものについて考えていく内容。全く堅苦しくはなく読みやすいが、一方でそこまで踏み込んでもいない。性表現の規制問題の矢面に立たされがちな立場であるだけに、著者の語る言葉にも重みがある。ただ表現の自由を声高に叫べばいいというものではない。著者なりの考えが読み取れる。本書がプリマー新書から出されたということに意義があると思う。2025/11/25

金吾庄左ェ門

7
著者がフィクションと言うように、作品と現実の犯罪は区別して考えなければならないのに、どうしても同一視してしまう(かつ自身はその事で批判されたくない)人がいるのは止むを得ないとしても、そこから法的規制に持って行くの良くないし反対です。内容としては著者の漫画家としての生い立ちとエロについて半々くらいでやわらかめに書かれているので、エロが好きな人には物足りないかも知れません。2025/11/16

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