出版社内容情報
プロ直伝、史上初のTCG理論書! カードゲームの本質は「数理と心理」である――MTG、ポケカ、遊戯王、デュエマ ……あらゆるプレイヤー必須の思考法。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kanonlicht
40
「Magic:The Gathering」の世界最高峰プロリーグで戦った著者が、トレーディングカードゲームに勝つための考え方を解説。ミスをした者が負ける「敗者のゲーム」に対し、ミスをしない者同士が戦略を駆使する「勝者のゲーム」においては、どうやって勝ちたいのか、ストーリーを描くことが重要とのこと。TCGはやったことがないけれど、あらゆる勝負ごとに活かせる思考法なのかもしれない。勝った/負けたで終わらせず、なぜ勝ったか/なぜ負けたかまでを考えるのが強くなる秘訣と聞いて、なるほどと思った。2025/10/15
ノア
3
カードゲームを知るために読了。抽象的で、一般的な理論として受け取った。表題の「強くなるための考え方」は一夜漬け的なものではなく、"仮説を立てて振り返り、原因を分析し、最適を目指し続けよ"というもの。突き放されたように感じる受け手も居そうだが、それ故に嘘はないだろう。この本から読み取りたかったのは「カードゲームのどのような要素がプレイヤーを楽しませるのか」。やはり状況に応じて常に価値がカードの変動し続けて、プレイヤーにはカード獲得のランダム性を乗りこなすことを求め続けることがよいのだろう。仮説は得た。2025/10/11
K
3
最適解のある確率論の勝負だと思ってたけど確率だけじゃない。今やってるDBDにも使えそうな考えだ。後知恵バイアスには気をつけたい。2025/10/10
ikn
2
40分 不完全情報ゲームにおいての ・確率把握・活用 ・事実認識 ・選択による変化 ・完璧さをどう捉えるか など考え方=心構えの本という印象 抽象化で具体性や革新性は減るかもだが、書籍になって誰でも文章でアクセスできるのは大きいと思った2025/10/10
鏡裕之
2
精神的なものよりも、思ったよりも確率論やら数学的なものを持ち出してきて議論している感じで、予想と違った。2025/10/11