ちくまプリマー新書<br> 福祉は誰のため?

個数:
電子版価格
¥935
  • 電子版あり

ちくまプリマー新書
福祉は誰のため?

  • 提携先に33冊在庫がございます。(2025年09月23日 23時38分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685346
  • NDC分類 369
  • Cコード C0236

出版社内容情報

支援が必要な人は「困った人」じゃない。元気な人も誰かの助けが必要になることもある。私やあなたを追い詰める自己責任論を超えてケアし合える社会を目指そう!



福祉は、ごく一部の困っている人のためのものではありません。病気や障害、貧困などで悪循環状況に陥って幸福ではない状態の人が、どうやったら好循環に向かい、幸福を目指せるか。元気な人も、しんどくて誰かの助けが必要になることもあります。自分自身の弱さや無力さを認め、他者に頼ることによって自立の道が開きます。その際の助け合いの仕組みを考え、伴走するのが福祉です。他者とともにケアし合う関係性を生み出すことこそ、日本社会に求められていることだと考えます。


【目次】

第一章 あなたの一段は他人の十段?

第二章 なぜ人は追い込まれていくの?

第三章 家族が支えるのが当たり前?

第四章 ともにケアし合う社会とは?

内容説明

福祉は、ごく一部の困っている人のためのものではありません。病気や障害、貧困などで悪循環に陥って幸福ではない状態の人が、どうやったら好循環に向かい、幸福を目指せるか。元気な人も、しんどくて誰かの助けが必要になることもあります。その際の助け合いの仕組みを考え、伴走するのが福祉です。

目次

一章 あなたの一段は他人の十段?―他者を理解すること(算数が苦手な娘;障害のある子は同じクラスで学べないの?;「ダメ。ゼッタイ。」はゼッタイ、ダメ!?;常識と論理の飛躍)
二章 なぜ人は追い込まれていくの?―自己責任論を考え直す(他人に迷惑をかけられない? 自己責任論と個人主義;障害者や高齢者はかわいそうな人? 障害の医療モデルと社会モデル;障害者は不幸なの?標準化と社会的排除;二つのマインドセット 理性の悲観主義と実践の楽観主義)
三章 家族が支えるのが当たり前?―ケアの社会化(昭和的家族の価値観の限界;家族が頑張れ、は違う;贈与の社会化・制度化;生き心地の良い社会とは、支え合いが埋め込まれた社会)
四章 ともにケアし合う社会とは?―福祉は誰のため?(自己責任社会だから自分が頑張れ、は違う;家族に閉じず、共にケアする;安心して思いが話せる・聴かれる環境の大切さ;「ダメな人」は、「ダメ」じゃない!)

著者等紹介

竹端寛[タケバタヒロシ]
1975年京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科修了。博士(人間科学)。兵庫県立大学環境人間学部教授。専門は福祉社会学、社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソーシャ

6
いい本ですし、理念としては賛同もするのですが、「そうはいっても…」という厳しいケースにも当たるのが福祉の厳しいところですよね。2025/09/15

U-Tchallenge

1
福祉は「社会的弱者」と呼ばれるような人のものであり自分には関係ない、と思っていた。しかし、福祉は誰もが必要なものだ、と思っている。現在は福祉制度を活用していないかもしれないが、いつ活用するようになるかはわからない。そう考えると福祉は誰もが必要なものになるのではないか。そんなことを改めて考えた。そして、社会に善いとされている(させられている)考え方を今一度批判的に考える必要があるように思った(能力主義や生産性至上主義等)。多くの方に是非とも手に取ってもらいたい一冊である。2025/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22818457
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品