ちくまプリマー新書<br> 入門 男らしさの歴史

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ちくまプリマー新書
入門 男らしさの歴史

  • 弓削 尚子【著】
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  • 筑摩書房(2025/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685339
  • NDC分類 367
  • Cコード C0222

出版社内容情報

人は男に生まれるのではない。男になるのだ、と言えます。 そして、時代が変われば、男らしさも変化します。 ……それをとらえるのが男性史研究です。そこでは英雄や偉人も登場しますが、男らしく生きる/生きようとする「ふつうの」男性も、男らしさに苦しむ男性も、男らしさから落伍した男性も重要な研究対象です。

――「はじめに」より



・決闘に応じる男の名誉

・徴兵を拒むのは臆病なのか

・男もハイヒールをはいていた



男はいつの時代も変わらないのか?


【目次】

はじめに



第一章 男らしさはつくられる――男性史の誕生

メンズ・リブ/男性史あるいは男らしさの歴史研究の幕開け/『男らしさの歴史』/男らしさのイメージ



第二章 男のからだを魅せる――身体とスポーツ

男性の身体とは何か/つくられる男性の身体/体操による身体鍛錬/男性国民の身体/近代スポーツ/オリンピックと理想的な身体/エリートとスポーツ/大学は日本スポーツの揺籃//男らしい身体の陰で



第三章 男同士でわかりあう――大学・クラブ・決闘

男たちの大学、男たちの学問/男だらけの大学、男だらけの社会/学生組織あるいは社交クラブ/メンズーア/男らしさの勝利としての決闘/二一世紀に生きる決闘文化



第四章 「男らしさの学校」に入隊する――徴兵制と「慰安婦」

徴兵制/「国民」という名の男性/男児は兵士に/日本の軍国教育/徴兵検査と男性の恥辱/徴兵検査に由来する「M検」/徴兵検査で明らかになる「男でない身体」/兵士による性暴力/女性国際戦犯法廷における性暴力加害の語り/「慰安所」に行くこと、拒むこと



第五章 戦わない男、戦えない男、戦いの果てに――誰が英雄か

良心的兵役拒否者/武器を拒む男たちの迫害/日本の良心的兵役拒否者/兵役を忌避する男たち/誰が英雄か/戦争神経症の兵士たち/身体障害者となった兵士たち/四肢を切断された兵士と妻、そのセクシュアリティ/戦傷病者と妻の語り



第六章 「クィアな」性を生きる――「変態」は社会によってつくられる

犯罪とされる男性同性愛/近代日本における男性同性愛/男子学生と男色/同性愛の病理化/ピンク・トライアングルをつけられた男たち/戦後も続く迫害/想起・名誉回復・追悼/男性同性愛者の優位を問う

内容説明

「男なら泣くな!」「男のくせに!」「男らしくしろ!」何かにつけて性別による「らしさ」が求められてきた。時代によって変化する「男性像」を掘り下げると同時に、それに乗れなかった人たちも丁寧にすくいあげる。二〇世紀末に登場し、深化を続ける男性史研究の入門書。

目次

第一章 男らしさはつくられる―男性史の誕生
第二章 男のからだを魅せる―身体とスポーツ
第三章 男同士でわかりあう―大学・クラブ・決闘
第四章 「男らしさの学校」に入隊する―徴兵制と性暴力
第五章 戦わない男、戦えない男、戦いの果てに―誰が英雄か
第六章 「クィアな」性を生きる―「変態」は社会によってつくられる

著者等紹介

弓削尚子[ユゲナオコ]
早稲田大学法学学術院教授。お茶の水女子大学人間文化研究科単位取得退学。博士(人文科学)。専門は、ドイツ史、ジェンダー史、啓蒙主義研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

oooともろー

4
作られた男らしさ。軍隊・戦争関連が多め。2025/09/23

文明

2
徴兵検査の時の性病検査、傷痍軍人と男性性など興味深いテーマが多く記載されていた。2025/09/20

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