ちくまプリマー新書<br> 世界の力関係がわかる本―帝国・大戦・核抑止

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ちくまプリマー新書
世界の力関係がわかる本―帝国・大戦・核抑止

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685216
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0231

出版社内容情報

やられる前にやる? 勝てそうだからやる?

戦争が起きる理由がわかれば、平和に一歩近づける。

これからの世界を生きるための国際政治学入門。



戦争をなくしたい。兵器のない世界をつくりたい。

でも、自分だけ先に武器を手放してしまったら、

他の国に侵略されてしまうかもしれない……。

そんなジレンマのなかで戦争と平和を繰り返す、

世界の国々の力関係を読み解きます。

内容説明

戦争をなくしたい。兵器のない世界をつくりたい。でも、自分だけ先に武器を手放してしまったら、他の国に侵略されてしまうかもしれない…。そんなジレンマのなかで戦争と平和を繰り返す、世界の国々の力関係を読み解きます。

目次

第一章 世界の力関係はどう変わってきたか―帝国と主権
第二章 帝国の出現を防ぐ手立てとは何か―勢力均衡
第三章 世界大戦はなぜ起こったか1―脆弱性による戦争
第四章 世界大戦はなぜ起こったか2―機会主義的戦争
第五章 国連はなぜ機能しないのか―集団安全保障
第六章 核兵器はなぜなくならないのか―核抑止
第七章 戦争はどう終わるのか―戦争終結
第八章 人類はまた大戦争を引き起こすのか

著者等紹介

千々和泰明[チヂワヤスアキ]
1978年生まれ、福岡県出身。広島大学法学部卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。博士(国際公共政策)。防衛省防衛研究所教官、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付主査、防衛研究所主任研究官などを経て、2025年より同研究所国際紛争史研究室長。専門は防衛政策史、戦争終結論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

25
戦争が起きる理由がわかれば平和に一歩近づける。ジレンマの中で戦争と平和を繰り返す、世界の国々の力関係を読み解く国際政治学入門。世界各地の帝国の興亡から、近代や現代の主権国家システムにいかにして移行していったのか。ナポレオン戦争の衝撃と帝国出現を防ぐ勢力均衡、二度の世界大戦に繋がった脆弱性と機会主義、国連が上手く機能しない理由、核兵器はなぜなくならないのか、戦争はどのようにして終わるのか。アメリカが世界の警察を止めた時代、国同士のパワーバランスを考える上でポイントを押さえた解説はとても分かりやすかったです。2025/06/06

ta_chanko

21
世界史の流れは都市国家→領域国家→帝国による支配。西欧では(西)ローマ帝国の崩壊後、中世封建社会に移行。その後17世紀の三十年戦争を経て主権国家体制が成立。各国の主権を守るには、勢力均衡が図られた。しかし均衡の崩壊や複雑な同盟関係による「安全保障のジレンマ」が要因となり第一次世界大戦が発生。今度はその反省からナチスの暴走を抑えられず第二次世界大戦が発生。戦後は集団安全保障体制が採られるが機能せず。結局、核兵器による「恐怖の均衡」で世界大戦を防いできた。しかし核拡散や戦術核使用の危険性は残っている。2025/07/10

とも

17
なぜ戦争は起こるのか。国対国では単に侵略したいされたくないという話ではなく、それぞれの論理があるよという内容。 「地獄にいたる道のりは、善意で敷きつめられている」軍拡競争はかく加熱する…本書を読む限りでは仕方ない気がしてくる。 国際政治学、国同士のパワーバランスなどについての入門書。2025/05/23

ソーシャ

8
世界史(国際関係史)の流れをもとに、国際政治学の考え方をわかりやすく解説した一冊。歴史上どのようにして戦争を防ごうとしていたかについてクリアカットに解説されていて、国際紛争について考えるうえでの基本的な知識が身につきます。それにしても千々石先生、絵がうまいですね…2025/06/23

oooともろー

6
リアルな国際政治学入門。「平和が大切」と言った綺麗事ではなく、国家間の力関係からいかに戦争を防ぐか。これまでの日本の教育には欠けていた視点。2025/05/16

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