出版社内容情報
『アナ雪』でひとり氷の城を作ったエルサは本当に孤独だったのか?
運命の恋人、姉妹の愛、孤独から救うのは個人のつながりだけなのか?
映画、マンガ、英文学の名著、とある女王の史実までを読み解き、良い孤独のある社会、孤独を許容する社会を想像する。新時代を目指すカルチャー批評。
内容説明
『アナ雪』でひとり氷の城を作ったエルサは本当に孤独だったのか?映画、マンガ、英文学の名著、とある女王の史実までを読み解き、良い孤独のある社会を想像する。新時代を目指すカルチャー批評。
目次
第1章 ロンリネスとソリチュード―または、エルサの孤独
第2章 孤独はいつから避けるべきものになったのか―ひとりぼっちのロビンソン
第3章 「ソウルメイト」の発見―依存と孤独とジェイン・エア
補論 「友達100人」は孤独を癒やしてくれるのか?
第4章 死別と孤独―ヴィクトリア女王から『葬送のフリーレン』へ
第5章 田舎のソリチュードから都会のロンリネスへ―森の生活と、ある探偵の孤独
第6章 自分ひとりの部屋と向かいのおばあさんの部屋―ヴァージニア・ウルフの場合
第7章 誰でも孤独でいられる社会へ―排除型社会と孤独
著者等紹介
河野真太郎[コウノシンタロウ]
1974年、山口県生まれ。専門は英文学とカルチュラル・スタディーズ。専修大学国際コミュニケーション学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。一橋大学准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nao023
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阿部義彦
よっち
鮭