ちくまプリマー新書<br> 料理人という仕事

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ちくまプリマー新書
料理人という仕事

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684899
  • NDC分類 596
  • Cコード C0277

出版社内容情報

腕一本で独立できる。イメージを形にして、人を幸せにできる。ルーティンワークのなかにクリエイティビティがある。そんな仕事から私たちが学べるものとは?

内容説明

自分のイメージを形にして、食べた人を幸せにできる。独り立ちが可能で、腕一本でやっていける。日々の仕事から学ぶところがたくさんある。そんな料理人という生き方をのぞいてみよう。

目次

1 料理人ってなんだろう
2 そのルートにはいろいろある
3 どんな人が向いているのか
4 修業って必要?
5 新人は何から始めるのか
6 料理人は料理だけを作っているのではない
7 ホールの仕事も極めて重要
8 料理を学ぶということ
9 「手の早さ」は一生の財産
10 独立する人たちへ
11 料理人の諦め方
料理人になるためのQ&A

著者等紹介

稲田俊輔[イナダシュンスケ]
料理人・飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。和食、ビストロ、インド料理など、幅広いジャンルの飲食店の展開に尽力する。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。現在は全店のメニュー監修やレシピ開発を中心に、業態開発や店舗プロデュースを手掛けている。近年は、食についての文章も多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

24
料理人とはどういう仕事なのか。どうやったら料理人になれるのか。というのが本書のテーマですが、読んでいくと料理人だけではなくすべての仕事に共通する内容。著者は言う「どうせ働くなら最初は高い(一流の)店で働け」と。つまり最初にできるだけクオリティの高い経験をできるだけたくさん積んでおけば、後でいくらでも潰しは効く、でもその逆は難しいということ。そしてこれも料理人に限らず、新しい職場に入職した時、右も左も分からない中でも「次、何をやりましょう?」と言えることの大切さ。現代における「修行」の意味と役割にも納得。2024/10/30

d3

22
人気の南インド料理店「エリックサウス」総料理長が料理人の仕事を解説する。著者の稲田氏はプロフェッショナルかつ専門的な視点を持ちながら、料理業界にまったく無関係な読者に対してもわかりやすい語り口で説明してくれる。 料理人の仕事イメージは「おいしい料理を大量に作り続ける」ことだと考えがちだが、料理することはすべての業務に対して4分の1程度の分量だと言う。 料理に対して愛に溢れた文章は、飲食で生き残ることの難しさを教えてくれながら、好きなことを追い求めることの楽しさを感じさせてくれる。2024/11/25

テイネハイランド

18
図書館本。著者の本を読むのは三冊目です。彼は自分の感覚や経験をわかりやすく言語化して人に説明する能力が高いのでどの本も外れなく読めますね。「料理人」の仕事について語る箇所では「料理」にかぎらず世の中全般の仕事の仕方に通じる普遍的な話をさらりとしていますし、昨今の「料理業界の修行不要論」については「調理技術以外の店舗運営のオペレーションについても学べるのが修行時代の本当の意義だ」と明快に反論していて納得感がありました。「自分でカフェをはじめてみたいのですが?」に対する回答の話題も興味深かったです。2024/10/27

tom

16
著者は料理人の仕事のルーティンワークについて、「楽しい仕事10%、やりがいのあるもの30%、ひたすら我慢が60%」と語る。ルーティンワークのうちのひたすら我慢が60%なのかと、ちょっとうらやましい気分になる。でも、努力して店を出しても利益率は10%、この数字に追い回される日々の大変さ、けっこうなストレスのはず。料理は、自分の勝手な楽しみで遊び、うまくできた、今日は失敗と笑うくらいで十分。お仕事の指南書としてなるほどと思いながら読みました。2024/11/07

しずかな午後

12
「これは、これから料理人になりたい人のための本です。しかし同時に、あらゆる「仕事」に携わる人々のための本でもあります」。本書は「料理人」という職業が、令和の日本においていかなる職業であるかを、ときに熱く、ときに冷静に語っていく。一人前になるための(そしてなってからの)厳しくシビアな現実だけでなく、料理をすること自体の幸福とやりがいもあわせて語られる。そのバランス感覚が頼もしく、読んでいて面白い。そしてもっと言えば、本書は「好きなことを仕事にすること」をめぐる普遍的な姿勢について語っていると思う。2025/01/06

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