出版社内容情報
幸福な人生のためには学力以外の能力も重要。目標の達成に関わる「実行機能」や、自信に関わる「自己効力感」など、10代で知っておきたい非認知能力を大解説!
内容説明
頭の良さだけで人生の幸福度が決まるわけではない。学力以外の能力も重要だ。目標の達成に関わる「実行機能」や、自信に関わる「自己効力感」など、10代で知っておきたい非認知能力を大解説!
目次
第1章 非認知能力とは
第2章 欲求を制御し必要な行動を選ぶ力
第3章 情熱をもって努力できる粘り強さ
第4章 課題を自分は解決できるという自信
第5章 自分と他者の感情を理解する力
第6章 共感に基づく親切な行動
第7章 10代のための非認知能力
著者等紹介
森口佑介[モリグチユウスケ]
京都大学大学院文学研究科准教授。京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は発達心理学・発達認知神経科学。子どもを対象に、認知、社会性、脳の発達を研究するかたわら、大阪府の家庭支援事業にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
武井 康則
8
点数化できない、社会生活や成功のための重要な能力を非認知能力といい、粘り強さ、我慢強さ、抑制力、自信、楽天性、社会性など本文と違う言葉で表現しているが、それらは社会性、他者との関係で必要なものであり、その芽生えである思春期の人々に向けて書くという形式をとっている。思春期だけでなく、20代後半まで十分影響のある話なので思春期に絞る必要はないのではないか。また話しかけ諭す文体なので論理がまだるっこしい。アンケートや悩みを途中に挟んでいるがそれももっと整理して読みやすくしてほしい。非認知能力の話であまり脳の→2025/02/23
みかん。
8
しばらく前から脳科学や心理学に関する本を読んでいます。そのため冊数等を今一度精査するべきかもしれないと感じました。2023/08/25
oooともろー
6
非認知能力の基本を解説。大切なことは分かるがなかなか身につけるのが難しい。若いうちから鍛えておくことが大切。2023/10/03
アイス
4
目標を達成するために、やるべきことをする力、してはいけないこと、必要がないことを我慢しなければならない機能についての説明が大変参考になった。子供へのほめ方、声かけも役にたった。2025/04/19
Asakura Arata
4
基本は実行機能をいかに伸ばすかだな。実行機能といっても意味する範囲は広いが。本格的な知能テストは受けている人の方が少ないぞ。2023/09/09