出版社内容情報
生態学と経済学は同じ問題を扱う〈双子〉だ――。共生・共発展・相互依存など、自然のもつメカニズムから経済問題の本質へと迫る。解説 平尾昌宏
内容説明
生態学(エコロジー)と経済学(エコノミクス)は、同じ問題を扱う「双子」だ!経済の成長は自然と反目するものでなく、二つは共通の法則に従う。それを自覚することで、人間は自然と調和しつつ経済を営むことができるのだ―。市民生活から乖離していく都市計画や市場経済へ、批判の対象をひろげてきたジェイコブズ。人間のモラルを二体系にわけ相対する立場をどう調整できるか探った前著から、本書は更に発展して、生物学的な視点を取り入れる。進化論や複雑系理論などの知見を引きつつ、共発展・協力・共生・相互依存など、経済と生態系に共通するメカニズムを探り出す。
目次
第1章 なんと、またエコロジストだって
第2章 発展の本質
第3章 拡大の本質
第4章 活力自己再補給の本質
第5章 崩壊を避ける
第6章 適者生存の二重の法則
第7章 予測不可能性
第8章 アームブラスターの約束
エピローグ
著者等紹介
ジェイコブズ,ジェイン[ジェイコブズ,ジェイン] [Jacobs,Jane]
1916‐2006年。ペンシルベニア州スクラントン生まれ。都市活動家、都市研究家、ジャーナリスト
香西泰[コウサイユタカ]
1933‐2018年。経済企画庁経済研究所総括主任研究官、東京工業大学教授、日本経済研究センター会長、内閣府経済社会総合研究所所長、政府税制調査会会長などを歴任
植木直子[ウエキナオコ]
日本経済研究センターにて、研究開発部長、総務部総務・広報担当部長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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