ちくま学芸文庫<br> 記録ミッドウェー海戦

個数:
電子版価格
¥1,705
  • 電子版あり

ちくま学芸文庫
記録ミッドウェー海戦

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月21日 03時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511874
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0121

出版社内容情報

ミッドウェー海戦での日米の戦死者を突き止め、手紙やインタビューを通じて彼らと遺族の声を拾い上げた圧巻の記録。調査資料を付す。解説 戸髙一成

===
1942年6月のミッドウェー海戦は、日本がアメリカに大敗を喫し、太平洋戦争の転換点となった海戦である。この海戦の取材は著者の予想を越えて、約7年に及ぶ壮大なプロジェクトとなった。日米双方の戦死者を調査し、戦闘経過を史料から跡付け、敗戦原因の定説であった「運命の5分間」に異を唱えることとなったのだ。本書は、ときにミッドウェー島へ赴き、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などをあらゆる手をつくして突き止め、手紙やインタビュー等を通じて戦死者とその家族の声を拾い上げた圧巻の記録である。「彼らかく生き、かく戦えり」。全名簿と統計を付した第一級の資料。 
===

日米戦死者3418人を突き止め、
その声を拾い上げた圧巻の記録

===

【目次】
第一部 彼らかく生き かく戦えり
第二部 戦死者と家族の声
第三部 戦闘詳報・経過概要(抜粋)
第四部 戦死者名簿
第五部 死者の数値が示すミッドウェー海戦
付録
あとがき
ちくま学芸文庫版あとがき
解説 『記録 ミッドウェー海戦』を想う(戸髙一成)

内容説明

1942年6月のミッドウェー海戦は、日本がアメリカに大敗を喫し、太平洋戦争の転換点となった海戦である。この海戦の取材は著者の予想を越えて、約7年に及ぶ壮大なプロジェクトとなった。日米双方の戦死者を調査し、戦闘経過を史料から跡付け、敗戦原因の定説であった「運命の5分間」に異を唱えることとなったのだ。本書は、ときにミッドウェー島へ赴き、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などをあらゆる手をつくして突き止め、手紙やインタビュー等を通じて戦死者とその家族の声を拾い上げた圧巻の記録である。「彼らかく生き、かく戦えり」。全名簿と統計を付した第一級の資料。

目次

第1部 彼らかく生き かく戦えり
第2部 戦死者と家族の声(日本側;米国側)
第3部 戦闘詳報・経過概要(抜粋)(経過概要(日本)
米国側戦闘経過 ほか)
第4部 戦死者名簿(日本側;米国側)
第5部 死者の数値が示すミッドウェー海戦(全戦死者および搭乗員;士官・下士官・兵の戦死 ほか)

著者等紹介

澤地久枝[サワチヒサエ]
1930年、東京生まれ。その後、家族と共に満洲に渡る。ノンフィクション作家。1949年中央公論社に入社。在社中に早稲田大学第二文学部を卒業。『滄海よ眠れ』『記録ミッドウェー海戦』でミッドウェー海戦を克明に跡づけるとともに、日米の戦死者を掘り起こした功績により菊池寛賞受賞。2008年朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

情報の削除希望

50
滄海(うみ)よ眠れ―ミッドウェー海戦の生と死を書くために、集められた資料としての記録。  こちらを読んで、可愛がってくれた祖父を思いだし、祖父から聞いた戦時のお話も、このあまたある記録の一部だと、貴重だと気づきました。私の父が云うには、祖父は多くは語らない。聞くこともタブーのようだった、と…。時間と共に失われる記憶…これほどまで膨大な記録が全体のほんの一部とは。。この記録収集のきっかけとなった作品を是非読みたい。2023/08/06

ケイトKATE

28
戦争の犠牲者を数字で記録されているが、澤地久枝は、犠牲者一人ひとりに人生があることを教えてくれる。ミッドウェー海戦で亡くなった人は日米合わせて3418名。最年長は57歳。最年少は15歳。特に、20代前半の人が多く犠牲になっている。澤地久枝は、ミッドウェー海戦の犠牲者の家族に取材している。家族の証言を読むと、失った大きさと心の傷が読み手も痛みとして感じる。『記録 ミッドウェー海戦』は、大作『滄海よ眠れ』の補完本として発表されたものである対して、『滄海よ眠れ』は長年復刊されていない。一刻も早く復刊してほしい。2024/08/15

kuroma831

16
圧倒された。日米合わせて3418名の死者を出したミッドウェー海戦について、死者一人ひとりの情報を集め、親族や友人など本人を知る人に連絡を取り、彼らがどのように生きてどのように死んだのかに向き合う。1980年代に著者がミッドウェー海戦の死者を調査した大著「滄海よ眠れ」の資料編であり、膨大な量に圧倒される。日米3418名全ての死者の名前や所属、来歴を可能な限り明らかにした名簿を作成し、統計データまで作り上げた熱量に感服する。第2章は遺族たちへのヒアリング調査が数百名分に上って記されるが、生の声が痛々しい。2024/07/21

takao

1
ふむ2024/08/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21220886
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品