ちくま学芸文庫<br> 記録ミッドウェー海戦

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ちくま学芸文庫
記録ミッドウェー海戦

  • 澤地 久枝【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511874
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0121

出版社内容情報

ミッドウェー海戦での日米の戦死者を突き止め、手紙やインタビューを通じて彼らと遺族の声を拾い上げた圧巻の記録。調査資料を付す。解説 戸髙一成

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1942年6月のミッドウェー海戦は、日本がアメリカに大敗を喫し、太平洋戦争の転換点となった海戦である。この海戦の取材は著者の予想を越えて、約7年に及ぶ壮大なプロジェクトとなった。日米双方の戦死者を調査し、戦闘経過を史料から跡付け、敗戦原因の定説であった「運命の5分間」に異を唱えることとなったのだ。本書は、ときにミッドウェー島へ赴き、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などをあらゆる手をつくして突き止め、手紙やインタビュー等を通じて戦死者とその家族の声を拾い上げた圧巻の記録である。「彼らかく生き、かく戦えり」。全名簿と統計を付した第一級の資料。 
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日米戦死者3418人を突き止め、
その声を拾い上げた圧巻の記録

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【目次】
第一部 彼らかく生き かく戦えり
第二部 戦死者と家族の声
第三部 戦闘詳報・経過概要(抜粋)
第四部 戦死者名簿
第五部 死者の数値が示すミッドウェー海戦
付録
あとがき
ちくま学芸文庫版あとがき
解説 『記録 ミッドウェー海戦』を想う(戸髙一成)

内容説明

1942年6月のミッドウェー海戦は、日本がアメリカに大敗を喫し、太平洋戦争の転換点となった海戦である。この海戦の取材は著者の予想を越えて、約7年に及ぶ壮大なプロジェクトとなった。日米双方の戦死者を調査し、戦闘経過を史料から跡付け、敗戦原因の定説であった「運命の5分間」に異を唱えることとなったのだ。本書は、ときにミッドウェー島へ赴き、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などをあらゆる手をつくして突き止め、手紙やインタビュー等を通じて戦死者とその家族の声を拾い上げた圧巻の記録である。「彼らかく生き、かく戦えり」。全名簿と統計を付した第一級の資料。

目次

第1部 彼らかく生き かく戦えり
第2部 戦死者と家族の声(日本側;米国側)
第3部 戦闘詳報・経過概要(抜粋)(経過概要(日本)
米国側戦闘経過 ほか)
第4部 戦死者名簿(日本側;米国側)
第5部 死者の数値が示すミッドウェー海戦(全戦死者および搭乗員;士官・下士官・兵の戦死 ほか)

著者等紹介

澤地久枝[サワチヒサエ]
1930年、東京生まれ。その後、家族と共に満洲に渡る。ノンフィクション作家。1949年中央公論社に入社。在社中に早稲田大学第二文学部を卒業。『滄海よ眠れ』『記録ミッドウェー海戦』でミッドウェー海戦を克明に跡づけるとともに、日米の戦死者を掘り起こした功績により菊池寛賞受賞。2008年朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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48
滄海(うみ)よ眠れ―ミッドウェー海戦の生と死を書くために、集められた資料としての記録。  こちらを読んで、可愛がってくれた祖父を思いだし、祖父から聞いた戦時のお話も、このあまたある記録の一部だと、貴重だと気づきました。私の父が云うには、祖父は多くは語らない。聞くこともタブーのようだった、と…。時間と共に失われる記憶…これほどまで膨大な記録が全体のほんの一部とは。。この記録収集のきっかけとなった作品を是非読みたい。2023/08/06

てら

12
1980年代に、軍事専門でも何でもない女性ジャーナリストが、戦死者数すら確定していなかったミッドウェー海戦についてまとめ上げたおそるべき記録。そしてその過程で「魔の5分間」が創作・捏造であることや、海から拾い上げて捕虜とした米軍パイロットを殺害していた事実も明るみに出ていった。戦死者ひとり一人を特定し、可能な限り本人や遺族の「声」を記録しようとし、完遂してしまった熱意・執念にただ頭が下がる。今年2023年、澤地久枝さん93歳でなおご健在。2023/08/26

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