出版社内容情報
微分積分、指数対数、三角関数などが文化や社会、科学の中でどのように使われているのか。さまざまな応用場面での数学の役割を考える。解説 鳴海風
感覚的な把握は、数量的な把握に裏打ちされることによってさらに理解が深まる。自ら考えることの基礎を養う実践的数学入門。
===
数学は「分からないことを分かるようにする」力を身につけるのに一番適した学問である。そして、この力は多くの分野で応用できる、と著者は説く。微分積分、指数関数、三角関数などが自然科学はもとより、社会や文化のなかでどのように使われているのか。数学の役割をさまざまなテーマを通して考察する広い意味での応用数学入門。数学の拡がりとその考え方の自由さを味わい、自らの頭で考え、問題解決の糸口発見に至る喜びへと誘う。 解説 鳴海 風
===
万物は数である
ゾウリムシ、年代測定、地球温暖化、透視図法……
数学的に考えることの意味とは
===
内容説明
数学は「分からないことを分かるようにする」力を身につけるのに一番適した学問である。そして、この力は多くの分野で応用できる、と著者は説く。微分積分、指数関数、三角関数などが自然科学はもとより、社会や文化のなかでどのように使われているのか。数学の役割をさまざまなテーマを通して考察する広い意味での応用数学入門。数学の拡がりとその考え方の自由さを味わい、自らの頭で考え、問題解決の糸口発見に至る喜びへと誘う。
目次
1章 大きい数、小さい数(万物は数である;数の表示法;大きな数;大きい数、小さい数の表し方;ゾウリムシ ほか)
2章 測定と単位(単位;地球を測る;振り子;牛乳パックと等周問題;円周率を測ろう ほか)
著者等紹介
上野健爾[ウエノケンジ]
1945年熊本県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。日本数学協会会長。四日市大学関孝和数学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。