ちくま学芸文庫<br> 女王陛下の影法師―秘書官からみた英国政治史

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ちくま学芸文庫
女王陛下の影法師―秘書官からみた英国政治史

  • 君塚 直隆【著】
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  • 筑摩書房(2023/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511645
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C0122

出版社内容情報

ジョージ三世からエリザベス二世、チャールズ三世まで、王室を影で支えつづける君主秘書官たち。その歴史から、英国政治の実像に迫る。解説 伊藤之雄

===
ヴィクトリア女王、エリザベス2世、そしてチャールズ3世まで、イギリスの歴代君主に仕えた君主秘書官たち。多くは君主の青年時代からの側近であった彼らは、国内外の様々な問題を君主に報告し、時に助言も行い、有事に際しては公正中立な立場から君主と政権をつなぐ重要な架け橋でもあった。本書では、彼らが登場した歴史的経緯を踏まえつつ、手紙や日記などの史料を交えて秘書官と君主との物語を描く。貴族政治から大衆民主政治への転換、二度の大戦、王室のスキャンダル……。激動の時代を経てなぜ今も君主制が存続するか。その謎に迫るユニークなイギリス近現代政治史。  解説 伊藤之雄
===

王室に影のように寄り添う歴代秘書官から
イギリス君主制の謎に迫る

===

【目次】
はじめに
序章 秘書官の登場
第1章 女王秘書官職の確立と定着
第2章 二大政党のはざまで
第3章 大衆政治に立脚する君主制
第4章 立憲君主制の光と影
第5章 エリザベス二世の半世紀と秘書官たち
終章 秘書官と二一世紀の君主制
おわりに
ちくま学芸文庫版へのあとがき
解説 イギリス近代・現代君主制研究の開拓者(伊藤之雄)

主要参考史料・文献一覧
イギリス歴代君主秘書官一覧

内容説明

ヴィクトリア女王、エリザベス2世、そしてチャールズ3世まで、イギリスの歴代君主に仕えた君主秘書官たち。多くは君主の青年時代からの側近であった彼らは、国内外の様々な問題を君主に報告し、時に助言も行い、有事に際しては公正中立な立場から君主と政権をつなぐ重要な架け橋でもあった。本書では、彼らが登場した歴史的経緯を踏まえつつ、手紙や日記などの史料を交えて秘書官と君主との物語を描く。貴族政治から大衆民主政治への転換、二度の大戦、王室のスキャンダル…。激動の時代を経てなぜ今も君主制が存続するか。その謎に迫るユニークなイギリス近現代政治史。

目次

序章 秘書官の登場
第1章 女王秘書官職の確立と定着
第2章 二大政党のはざまで
第3章 大衆政治に立脚する君主制
第4章 立憲君主制の光と影
第5章 エリザベス二世の半世紀と秘書官たち
終章 秘書官と二一世紀の君主制

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年、東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。東京大学客員助教授、神奈川県立外語短期大学教授などを経て、関東学院大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鐵太郎

26
「X」上で「女王陛下」の名前で英国王室を中心としたネタを上げておられる君塚直隆さんの、英国国王を支える「影法師」、秘書官についてまとめた一冊。2007年刊行のものを2022年に加筆訂正して文庫化したもの。英国の王政を支えたさまざまな制度の中で、なにが起きていたのか。「君臨すれども統治せず」の影の誤謬と苦闘。1760年に即位したジョージ3世からエリザベス2世、そして追記されたチャールズ3世を支えたたくさんの秘書官たちの役割と奮闘ぶり。彼らを使いこなせなかった王、王族たちの姿。見事です、君塚節。2024/06/08

若黎

5
この著者の本はいくつか読ませていただいたが、これがもっともしっくりきた気がする。2023/05/21

雪来

4
イギリス王に仕えた秘書官を主軸に近現代イギリスを概説する。扱う年代とそれに伴う登場人物が多大であるにも関わず、読みやすく簡潔なのは著者の力量か。また文庫化にあたって近年の王室事情も増補されている。個人的には巻末の伊藤之雄氏による日英君主比較論が白眉だと思った。2024/04/13

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