出版社内容情報
『外国語上達法』の著者による入門書が復活。「音声学」「比較言語学」「方言学」など、言語学の全体がコンパクトにまとまった一冊。解説 阿部賢一
内容説明
外国語など言葉にまじめに向き合おうと思ったら、避けて通れないのが言語学。だが、「音韻論」「比較言語学」「方言学」「言語類型論」など、言語学を学ぼうとすると押さえておかなければいけない分野は多岐にわたる。もちろんそれぞれ奥が深く、それを一朝一夕で習得することは困難だ。そこで本書では、言語学において知っておくべき事柄をキーワードごとに解説し、その全体像が一気にわかるように構成した。加えて読書案内もあるため、さらに学習しようとする人にもタメになる。古くて新しい入門書。
目次
1 言語学へのいざない(言語調査;言語学史;音声学;音韻論;比較言語学 ほか)
2 近代言語学を築いた人々(巨人ボドゥアン・ド・クルトネ;不死鳥ド・ソシュール;具眼者ビレーム・マテジウス;天才セルゲイ・カルツェフスキー;機能論者マルティネ ほか)
著者等紹介
千野栄一[チノエイイチ]
1932‐2002年。東京大学言語学科、プラハ・カレル大学スラヴ語学科卒。東京教育大学助教授、東京外国語大学教授、和光大学教授・学長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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