ちくま学芸文庫<br> 言語・真理・論理

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言語・真理・論理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510600
  • NDC分類 116.3
  • Cコード C0110

出版社内容情報

無意味な形而上学を追放し、〈分析的命題〉か〈経験的仮説〉のみを哲学的に有意義な命題として扱おう。初期論理実証主義の代表作。解説 青山拓央

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哲学の議論の大部分は「形而上学」、すなわち真にも偽にもなりようのないナンセンスな命題を弄んでいるに過ぎない。意味のある命題とは〈分析的な文〉か〈経験によって検証できる文〉に限られる――。過激で鮮やかな主張をひっさげて、20世紀の哲学史に大きな影響を与えた論理実証主義の代表作。〈感覚-内容〉といった経験的所与から世界を記述し、倫理的判断や他者の存在についても考察は及ぶ。本書は多くの批判に晒されたが、今なお問題提起の鋭さとアイデアの独自性で生命を失わない。 解説 青山拓央

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ナンセンスな形而上学を追放せよ!

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【目次】
第一版の序文
第一章 形而上学の除去  
第二章 哲学の機能  
第三章 哲学的分析の本質  
第四章 ア・プリオリなもの  
第五章 真理と確からしさ  
第六章 倫理学と神学との批判
第七章 自己と共通世界
第八章 哲学上の主要な論争の解決
序論
訳者あとがき
解説 青山拓央

内容説明

哲学の議論の大部分は「形而上学」、すなわち真にも偽にもなりようのないナンセンスな命題を弄んでいるに過ぎない。意味のある命題とは“分析的な文”か“経験によって検証できる文”に限られる―。過激で鮮やかな主張をひっさげて、20世紀の哲学史に大きな影響を与えた論理実証主義の代表作。“感覚‐内容”といった経験的所与から世界を記述し、倫理的判断や他者の存在についても考察は及ぶ。本書は多くの批判に晒されたが、今なお問題提起の鋭さとアイデアの独自性で生命を失わない。

目次

第1章 形而上学の除去
第2章 哲学の機能
第3章 哲学的分析の本質
第4章 ア・プリオリなもの
第5章 真理と確からしさ
第6章 倫理学と神学との批判
第7章 自己と共通世界
第8章 哲学上の主要な論争の解決
序論

著者等紹介

エイヤー,A.J.[エイヤー,A.J.] [Ayer,Alfred Jules]
1910‐1989年。イギリスの哲学者。論理実証主義を代表する一人

吉田夏彦[ヨシダナツヒコ]
1928‐2020年。哲学者。北海道大学助教授、東京工業大学教授、お茶の水女子大学教授、立正大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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孔雀の本棚

3
Encounter 『ポパーvsウィトゲンシュタイン』より。 Scopes 論理実証主義の走り。有意味な命題は「経験的に検証可能」か「分析的」(真偽が決定する)としてカントを批判的に超克。逆に真理を決することができない文の範疇に倫理的言明を包括させる(価値体系、ある行為の内包?)。「この感覚は誰のものか?」と「他の意識はある程度検証可能である」。述語としての「存在する」。 Unclear Next Comments 科学によって形而上学が退けられた今、哲学にできることは何か?2022/06/12

遊動する旧石器人

1
2022年2月10日第1刷発行。本書は、1946年に発行されたA.J.Ayerを原書(第2版)とし、1955年2月に刊行された訳本の文庫版である。エイヤーは論理実証主義の哲学者であり、本書では有意味の哲学的命題を論理実証的に考える。それは、形而上学の命題は無意味な命題であり、有意味な命題は分析的なものと経験で検証可能なものである、とする。本書では、その後者についてより詳しく考察される。空想論ではなく、論理的に実証されるものを、程度の如何せんに関わらず哲学として考えようとする一貫した姿勢が読み取れる。良書。2022/09/19

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