ちくま学芸文庫<br> ナチュラリストの系譜―近代生物学の成立史

個数:

ちくま学芸文庫
ナチュラリストの系譜―近代生物学の成立史

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510358
  • NDC分類 460.2
  • Cコード C0140

出版社内容情報

西欧でどのように動物や植物の観察が生まれ、生物学の基礎となったか。分類体系の変遷、啓蒙主義との親和性等、近代自然誌を辿る名著。解説 塚谷裕一

内容説明

どのようにして動物や植物は観察されるようになり、そこから動物学と植物学が生まれ、生物学の基礎となっていったのか。薬学の一環である本草学という出発点、試行錯誤を重ねて変遷していく生物分類体系、王立植物園をめぐる政治的かけひき、啓蒙主義と自然誌の親和性など。本書は、ルネサンスに始まり、フランス植物学の父ツルヌフォール、ビュフォン、リンネ、ルソー、ラマルクを経て、ド・カンドルにいたるまで、偉大なナチュラリストたちの情熱に満ちた生涯と業績を丁寧に追う。植物学を中心とした西洋自然誌の流れを描いた名著。

目次

ルネサンスの自然誌
パリ植物園の創立者ブロス
フランス植物学の父ツルヌフォール
『自然誌』の著者ビュフォン園長
植物学者のプリンス、リンネ
ジャン・ジャック・ルソーの植物学
ジュシューとアダンソンの自然分類
進化論の創設者ラマルク
キュヴィエとジョフロア・サン=チレールの論争
ド・カンドルとその後の自然誌

著者等紹介

木村陽二郎[キムラヨウジロウ]
1912‐2006年。山口市生まれ。東京帝国大学植物学科卒業。東京大学教授・中央大学教授などを歴任。専攻、生物学・生物学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

11
ナチュラリストとは自然史を追う人(あとがきより)らしい。植物、動物の分類については紀元前アリストテレスから始まり、本格的に分類が始まるのはどうも15世紀半ば以降。ダヴィンチ、ルソー、リンネ、ゲーテ!、ダーウィンに至るまでのいろいろな人の歴史が綴られている。◇ダーウィンの前にもラマルクが進化論を唱えていたとか、博物館や植物園では大学の先生がいて研究していたとか、細かな歴史を読むと分類学がどのように発展していたのか見えてくる。今ではDNAを使った新たな分類法が出てきている。それもまた進歩なのだろう。2022/06/01

Go Extreme

2
ルネサンスの自然誌:西欧の本草学 植物園の始まり ロンドレ ピエール・ブロン パリ植物園の創立者ブロス:パリの王立植物園 フランス植物学の父ツルヌフォール:植物採集 植物分類体系 近東への旅 自然誌の著者ビュフォン園長:文は人なり 植物学者のプリンス、リンネ:種の確立ジャン・ジャック・ルソーの植物学:ルソーとビュフォン ルソーとリンネ ジュシューとアダンソンの自然分類:アダンソンの自然分類 進化論の創設者ラマルク キュヴィエとジョフロア・サン=チレールの論争 ド・カンドルとその後の自然誌:減z内の分類体系2021/03/08

S

1
本書冒頭にもあるが、西洋(の知識人)の自然の「愛でかた」はなかなか徹底していると感じる。 そういう態度から、分類学やら進化論やらの理論に繋がっていくのだろう。物理やら化学やらも同じで、なかなか東洋人が生み出せる代物ではなかったのだと感じる。2023/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17306974
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品