ちくま学芸文庫<br> 古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル

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ちくま学芸文庫
古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510150
  • NDC分類 232.8
  • Cコード C0122

出版社内容情報

帝国は諸君を必要としている! ローマ軍兵士として必要な武器、戦闘訓練、敵の攻略法等々、超実践的な詳細ガイド。血沸き肉躍るカラー図版多数。

内容説明

帝国は諸君を必要としている!さあ皆、ローマ軍に入隊しよう!―そんな呼びかけで始まる本書は、ローマ帝国軍兵士になるためのマニュアルとして執筆された、架空のガイドブッグである。時はトラヤヌス帝時代。これを読めば、入隊志願者たる諸兄は、入隊方法、正しい武器の選び方、陣営での戦闘訓練と日常生活、想定される敵の攻略法、「いざ実戦!」の心構え、退役後の生活設計等々を、こと細かく情報収集できる。『古代ローマ旅行ガイド』『古代アテネ旅行ガイド』の著者による超実践的なガイド。武具や戦闘の詳細図版など、血沸き肉躍るカラー・イラスト多数。

目次

ローマ軍に入隊する
新兵候補のための軍団ガイド
その他の軍種
軍団兵の道具と装備
訓練・軍規・階級
軍団兵の生命をねらう敵たち
陣営の生活
出征する
都市を攻める
会戦
除隊とその後

著者等紹介

マティザック,フィリップ[マティザック,フィリップ] [Matyszak,Philip]
オックスフォード大学セントジョンズ・カレッジにおいてローマ史で博士号を取得、数多くの著作がある。代表作は『古代ローマ旅行ガイド』『古代アテネ旅行ガイド』(ちくま学芸文庫)など。ケンブリッジ大学成人教育校のeラーニングコースで古代ローマ史を教えている

安原和見[ヤスハラカズミ]
1960年鹿児島生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

84
塩野七生さんはローマ発展の理由として公共事業推進と政治体制整備を上げたが、軍の強さについては『ローマ人の物語』でも明言していない。長い対外戦争や内戦を経て、西暦100年の段階でこれだけのマニュアルを整備するに至ったローマ帝国が大国にふさわしい軍事力を備えたのは当然か。新兵訓練から始まり陣営の構築と生活、装備や軍規、除隊後の生活まで当時としては最も近代的な軍隊を保有していたのだ。戦後ずっと歴史研究において軍事関係がないがしろにされていた日本だが、そんなタブーも消えて大学でも軍事研究が進むようになってほしい。2021/04/04

Panzer Leader

74
時は西暦100年トラヤヌス帝統治下のローマ、「帝国は諸君を必要としている!さあ皆、ローマ軍に入隊しよう!」との書き出しから始まる、ローマ兵士になるための架空のガイドブック。入隊から退役までの様々な知っておくべき知識を面白おかしく解説している。塩野七生やサトクリフなどのローマ物読むときにも役立つ。ローマ時代に在ったらベストセラー間違いなしの良書。2021/01/06

yamatoshiuruhashi

52
今年は西暦100年だ。ローマは君を必要としている!ということで1世紀の最終年にローマ帝国軍へ読者を勧誘し、軍隊生活をできるだけ快適に送るための手引書。検査から兵営生活の要領、武器の手入れ、戦闘方法、果ては墓石の見本まで。そのような形式が立派なローマ軍解説書になっている。塩野七生の「ローマ人の物語」が毎年末に刊行されていた頃、ちょうど今頃の季節にワクワクしながら待って買ったものだが、あの頃にこの本があればもっとローマと蛮族の戦いが理解できたかもしれない。或いは逆にあれを読んでいるからこれが面白いのかも。2021/10/27

まるほ

40
西暦100年、ローマ帝国五賢帝に数えられるトラヤヌス帝の時代。ローマ軍に入隊するための架空のガイドブック。▼入隊方法から始まり、正しい武器の選び方、陣営での戦闘訓練、日常生活、敵の性格・攻略法、退役後の生活設計まで、ローマ軍兵士になるための全ての情報が網羅されている、完全マニュアル本。▼文体も堅苦しいものではなく、ユーモアを交えくだけた感じのものなので、肩の力を抜いて楽しく読むことができます。▼『ローマ人の物語』(塩野七生)等の作品と合わせて読むと、一層ローマ時代を楽しめるかと。▼おすすめです。2021/05/30

mayumi

38
タイトルを見ただけだとふざけた内容かと思われてしまうかもしれないが、そこはちくま学芸文庫。読めば古代ローマ軍に入隊も夢ではない(いや、無理か)。面白かったのはどの軍団に入隊するか。輝かしい将来が約束されてる軍、弱いけど道路建設隊としては評判が良い軍、反乱鎮圧のスペシャリスト、便利屋軍団…等々。ちょっとした言い回しが面白い。私は近衛軍がいいなー。ローマ勤務だし、給料いいし。競争率高そうだけどね!軍隊以外でも、持ち物や服装など、細かい指南書になっている。古代ローマ人もきっと読みたかったはずだわ。2020/12/09

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