出版社内容情報
中世経済史の論点分析から浮き上がる制度の適用可能性とは。本書は、その後のヨーロッパの政治経済的優位と内部の差異について一個の展望を与える。
目次
制度の軌跡とその起源:文化に根ざした予想と社会組織
第4部 比較歴史制度分析における実証の方法(個人的関係に依存しない取引の制度的基盤;理論―歴史対話型の文脈に依存した分析)
第5部 結論(制度、歴史、発展)
付録
著者等紹介
グライフ,アブナー[グライフ,アブナー] [Greif,Avner]
1955年、テルアビブ生まれ。1981年、テルアビブ大学卒業。1989年、ノースウェスタン大学博士課程修了。Ph.D(経済学)。現在、スタンフォード大学経済学部教授。比較歴史制度分析という新しい研究方法を提唱し、経済史や経済開発における制度の役割について研究を行っている
岡崎哲二[オカザキテツジ]
1958年生まれ。現在、東京大学大学院経済学研究科教授
神取道宏[カンドリミチヒロ]
1959年生まれ。現在、東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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