ちくま文庫<br> 半自叙伝

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ちくま文庫
半自叙伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480440648
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大流行作家にして文藝春秋社社長、直木賞・芥川賞創設者ともなる「文壇の大御所」……1888年、香川県に生まれた少年はいかなる道を走り抜け、あまりにマルチな才能を発揮する「菊池寛」へと成長したのか。文壇に頭角を現すまでの半生を決して気取らぬ筆致で記した「半自叙伝」をはじめとする随筆5篇の他、芥川龍之介が菊池の魅力を綴った「兄貴のような心持」を併録。

解説 門井慶喜



カバーデザイン 大倉真一郎

カバー画 竹田嘉文



とくにおもしろく書こうとしているのではないが、

無類のおもしろさである。自叙伝の白眉である。

ほかにこれに迫るもののあることを知らない。

――外山滋比古(『人生の整理学 読まれる自分史を書く』より)



【目次】

私の日常道徳

文壇交友録

半自叙伝

芥川の事ども

「続」半自叙伝



付録 兄貴のような心持――菊池寛氏の印象 芥川龍之介

解説 門井慶喜

内容説明

大流行作家にして文藝春秋社社長、直木賞・芥川賞創設者ともなる「文壇の大御所」…1888年、香川県に生まれた少年はいかなる道を走り抜け、あまりにマルチな才能を発揮する「菊池寛」へと成長したのか。文壇に頭角を現すまでの半生を決して気取らぬ筆致で記した「半自叙伝」をはじめとする随筆5篇の他、芥川龍之介が菊池の魅力を綴った「兄貴のような心持」を併録。

目次

私の日常道徳
文壇交友録
半自叙伝
芥川の事ども
「続」半自叙伝
兄貴のような心持―菊池寛氏の印象―(芥川龍之介)

著者等紹介

菊池寛[キクチカン]
1888年、現・香川県高松市生まれ。1916年、京都帝国大学英文学科卒業。卒業後より時事新報記者として働きながら、短篇小説「恩讐の彼方に」をはじめ作品を発表。1923年、文藝春秋社創業。芥川龍之介賞・直木三十五賞の創設者でもある。1948年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bapaksejahtera

14
荷風は断腸亭日乗で菊池寛と文藝春秋社を口を極めて罵倒する。私は荷風は全集を2回通読し評伝も大概は読んでいる。菊池の小説は殆ど読まぬが、それでも仕事上の付き合いで、どちらを相手としたいかとなれば問題なく菊池である。本書は彼が創業の文芸春秋に掲載した文章から自叙伝に係る物を集めて昭和初期に出版した作品と、戦後追放後の補遺、及び後に親友となった芥川龍之介の、菊池を兄の様に思うとした小文を掲載する。荷風とは全く逆に、若い時の詰らぬ失敗、恥ずかしい行状を素のままに綴ったエッセイ集。自分を通俗作家とする発言も好ましい2026/08/27

naotan

9
これだけ多才な人でも新聞記者時代はお荷物だったのが意外に思う。芥川龍之介との思い出話が印象に残った。2025/11/28

Lieu

3
文藝春秋創業者の自叙伝。下手にウケを狙わず誇張もせず、ぶっきらぼうに事実と印象を書いているが、その調子が面白い。お金に困ったり学校を転々としたり、人より学校の卒業も文壇デビューも遅れたが、本人は自嘲もせず平然としている。当時の敏腕経営者なのに、ビジネスのことより自分と気質がまるで違う親友・芥川龍之介との思い出が多いのが、合理的でタフだが情に厚い菊池寛らしい。2026/06/05

アカヘコメゾーチ72

1
一雑誌の基礎を築くには、一人物が必要である。2026/04/08

go

0
抑えたトーンがいい感じの一冊。自ら容姿がわるいと言う。そして金の苦労。多分この菊池寛にシンパシーを感じて慰められたのが松本清張。清張の自伝も同じトーン。2026/11/03

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