出版社内容情報
鉄道も音楽もそうだ。好きな事を長い歳月かけ大事にしていると、必ずそこに新しい風が吹いてくる。人生半ばを過ぎて、「?み鉄」も「六角精児バンド」も、近頃益々楽しくなってきた。オフの日ならではの鉄道旅とスナック探訪、日々の生活、愛すべき街・お酒・本、音楽活動について、「俳優六角精児」でなく、ただの「六角精児」として綴る、日乗エッセイの文庫版第二弾。
解説 春風亭昇太
カバーデザイン 名久井直子
カバーイラスト カメントツ
【目次】
1 あの列車にのって
列車の待ち合わせ時間のお愉しみ
生きてる限り楽しい事は続かないのだ
秘境駅をなめてはいけない
個室寝台でパンツ一丁
関西の私鉄に乗って山里へ
美人女優と一緒に夢の鉄道旅行
周到な計画が次々崩壊
降り立った駅、その見知らぬ町をブラブラ
廃線が心配なローカル線に乗ろう
車窓越しに見る夜明けは旅の宝物だ
最果ての地のスナックで芯から酔う
とびきりの絶景車窓、教えます
鉄道に乗るのは目的がある時ばかりではない
北陸は確かに近くなったけれど
ローカル鉄道、競艇、そして墓参り
NHKさん壇蜜さんとのライフワーク
新幹線で北の大地へ行ってみた
ローカル鉄道で巡る東北の旅
鉄道マンが感動した『シン・ゴジラ』
気ままに全国を巡る「呑み鉄」の旅
そうだ房総半島へ行こう
思い付いてぶらり四国への旅
「青春きっぷ」でオッサン二人旅
列車の旅でボートレースの難しさを知る
休日の予定を巡らす幸せな時間
2 相応に歳とる日々
カメよ、今夜も有り難う
被告席と傍聴席の間で僕は
本当の偽物
近くて遠きインターネット
初めて持ったクレジットカード
女ばかりの中に男が一人
子猫たちがやって来た
心筋梗塞と向き合う
銭湯が苦手だ
猫の名前は「ヒロシ」
買い物の魔力
久し振りに実家に帰ってみようかな
さあ引っ越し。隠し持ってたアレをどうするか
斯くもふざけた僕の食生活
長く共に暮らして来た亀に幸あれ
妻が帰る前に我が不始末を隠蔽せねば
どうやら僕は意外と猫が好きらしい
雌の柴犬を飼うことに決めた
そろそろ家を買ってもいいのだろうか
居酒屋で働く妻を横目に酒を呑む
住宅ローンを組んで家を買った
3 旅の空、まちのネオンへ
内容説明
鉄道も音楽もそうだ。好きな事を長い歳月かけ大事にしていると、必ずそこに新しい風が吹いてくる。人生半ばを過ぎて、「呑み鉄」も「六角精児バンド」も、近頃益々楽しくなってきた。オフの日ならではの鉄道旅とスナック探訪、日々の生活、愛すべき街・お酒・本、音楽活動について、「俳優六角精児」でなく、ただの「六角精児」として綴る、日乗エッセイの文庫版第二弾。
目次
1 あの列車にのって(列車の待ち合わせ時間のお愉しみ;生きてる限り楽しい事は続かないのだ;秘境駅をなめてはいけない ほか)
2 相応に歳とる日々(カメよ、今夜も有り難う;被告席と傍聴席の間で僕は ほか)
3 旅の空、まちのネオンへ(あのう、有名人ですか?;すすきのの切ない夜 ほか)
4 僕の好きな街・酒・本(酒の中の酒;今夜も心が夜食を求める ほか)
5 六角精児バンドの旅(青春時代の夢の残滓;ラジオを聴いて少年は大人になった ほか)
著者等紹介
六角精児[ロッカクセイジ]
1962年兵庫県生まれ。神奈川県立厚木高等学校卒業、学習院大学中退。’82年に劇団「善人会議」(現「扉座」)の旗揚げに参加。以降、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。また、鉄道好きとして知られ、『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』(NHK BS)などに出演。ミュージシャンとしても活動し、NHKラジオ『ふんわり』ではパーソナリティーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。