出版社内容情報
4度の入籍、ギャンブル漬け、借金地獄…。クズは繰り返す、俺は俺だ。子供の頃、若い劇団員時代を追想し役者稼業の日々を綴る半自伝的エッセイ。「オッサンは敢えて言わせて貰いたい。『私、必ず失敗しますから』。全然駄目である。しかし、ここぞという時の強烈な失敗が、人の痛みを知る薬になり、遠回りが本当の道を示す道しるべになると僕は思っている」(「まえがき」より)
解説 横内謙介
カバーデザイン 名久井直子
カバーイラスト カメントツ
内容説明
4度の入籍、ギャンブル漬け、借金地獄…。クズは繰り返す、俺は俺だ。子供の頃、若い劇団員時代を追想し役者稼業の日々を綴る半自伝的エッセイ。「オッサンは敢えて言わせて貰いたい。『私、必ず失敗しますから』。全然駄目である。しかし、ここぞという時の強烈な失敗が、人の痛みを知る薬になり、遠回りが本当の道を示す道しるべになると僕は思っている」。
目次
1 役者一代、今日も幕が開く(僕の体には筋肉が見当たらない;渋谷のサラ金ビルに通っていた頃 ほか)
2 おかっぱ眼鏡の少年よ(瓶底メガネの坊ちゃん刈り;テストを埋める ほか)
3 ギャンブルは負け味さ(コクのある負け味;ギャンブル脳は本日も快調 ほか)
4 今宵もリングサイドで(「段平のおっさん」と呼んでくれ;ボクシングと納豆 ほか)
著者等紹介
六角精児[ロッカクセイジ]
1962年兵庫県生まれ。神奈川県立厚木高等学校卒業、学習院大学中退。’82年に劇団「善人会議」(現「扉座」)の旗揚げに参加。以降、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。ミュージシャンとしても活動し、NHKラジオ『ふんわり』ではパーソナリティーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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