出版社内容情報
下町風情あふれる浅草に残った旧作映画を上映する昭和レトロな映画館。じつは所謂「ハッテンバ」だった。しかも警察や消防が時には出動してくるなど場内はカオス状態。多額の借金を背負い、そこに映写係で勤務することになった著者が体験する疾風怒濤の日々。かつては映画館街として栄えた浅草から、ついに映画の光が消える日がやってくる……。
文庫オリジナル
解説 鈴木里実
カバーイラスト・デザイン 山本アマネ
内容説明
下町風情あふれる浅草に残った旧作映画を上映する昭和レトロな映画館。じつは所謂「ハッテンバ」だった。しかも警察や消防が時には出動してくるなど場内はカオス状態。多額の借金を背負い、そこに映写係で勤務することになった著者が体験する疾風怒涛の日々。かつては映画館街として栄えた浅草から、ついに映画の光が消える日がやってくる…。
目次
第一章 浅草ではたらく
第二章 魔窟へようこそ
第三章 魔窟で生きる工夫の数々
第四章 映写の行き着く先
第五章 映写機とキャメラの狂宴
第六章 さらば、浅草最後の魔窟
終章 祭りの後の祭り
著者等紹介
荒島晃宏[アラシマアキヒロ]
1963年愛知県蒲郡市生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。アニメの脚本で知られた鳥海尽三に師事する。執筆の傍ら1995年から大井武蔵野館で映写技術者として働き始める。以降、自由が丘武蔵野館、浅草新劇場などに勤務する。現在はシネマヴェーラ渋谷で映写を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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