ちくま文庫<br> 世界マヌケ反乱の手引書―ふざけた場所の作り方 (増補版)

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ちくま文庫
世界マヌケ反乱の手引書―ふざけた場所の作り方 (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439727
  • NDC分類 049
  • Cコード C0195

出版社内容情報

金持ち優先社会とは無縁の場所で、

最高に面白いやつらと楽勝で生きよう! 

文庫版は25頁分増補、世界のとんでもないスペース一覧表も増強!



「松本の話を聞いたとき、大笑いするとともに、

案外俺と似ているな、と思った」

柄谷行人(「解説」より抜粋)



「松本さんのグラスルーツ構想が面白いのは、

アジア津々浦々の根っこを?げることを志向している点だ」

ブレイディみかこ(「解説」より抜粋)



金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた! 面白い店や場所でとんでもない人々と?がり、楽勝で生きよう! 第 1 章は基本の仲間の作り方。第 2 章は儲からない店の開き方。第 3 章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第 4 章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。文庫版は25頁分増補、スペースリストも増強!

内容説明

金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた!面白い店や場所でとんでもない人々と繋がり、楽勝で生きよう!第1章は基本の仲間の作り方。第2章は儲からない店の開き方。第3章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第4章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。文庫版は25頁分増補、スペースリストも増強!

目次

第1章 予想外のことが始まる!―マヌケな場所作りの予行演習(何かの前ぶれ!人だかりを作ってみよう;山手線大パニック大宴会作戦 ほか)
第2章 超簡単!大してもうからない店を開業してみよう(リサイクルショップ「素人の乱5号店」開業!!!;イベントスペース「素人の乱12号店」の作り方 ほか)
第3章 世界にはびこるバカセンター研究(露天商作戦!簡易バカセンターの作り方;どこにでも出現するバカセンター ほか)
第4章 謎の場所を渡り歩き、世界の大バカが繋がり始める!!(各地のマヌケ人脈を混ぜてみよう 未知との遭遇作戦!!;勝手にパスポートを作ってみよう ほか)
文庫版最終章(世界のバカ交流作戦―NO LIMIT東京自治区;高円寺再開発問題が発生! ほか)

著者等紹介

松本哉[マツモトハジメ]
1974年東京生まれ。リサイクルショップ「素人の乱」5号店店主。96年「法政の貧乏くささを守る会」結成。2005年「素人の乱」5号店を東京・高円寺にオープン。「3人デモ」「家賃をタダにしろデモ」「原発やめろデモ!!!!!」などとんでもないデモを行う。現在、東アジアの人々と交流、地下文化圏を作っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

34
初読みの著者さん。世界がどんどん息苦しく小綺麗な管理社会に変わっていく流れの中で、自分らしさを発揮する変人・奇人の反乱ぶりをマヌケと称えつつ、どうやってそういった仲間、居場所としての店舗・宿泊所を作るか、国内外の実例とつながり方、独自パスポートや地域通貨発行にいたるまで、楽しんで生きることを推奨。わけのわからない人たちが世界各地で交流することでさらに可能性が広がっていくという意味では、プチ・ビッグバンが世界を変えるグローカル&グローバルなメッセージです。国家のエゴ=国境を越えたマヌケ・ネットワークに感動。2025/01/25

shikada

16
面白すぎた。著者は一言でいえばアナーキストなんだけど、大掛かりな国家転覆を企むわけではなく、地に足がついたユーモラスな文化圏作りをやっている。富裕層と権力者が良い思いをする社会に対するカウンターとして、貧乏人が仲間を作って集まって自律スペース(=バカセンター=マヌケスペース)を作るかなり具体的な方法が書いてある。実例はリサイクル店舗、ゲストハウス、飲み屋、シェアスペースなどさまざま。やや初対面の人との交流に抵抗がない人向けの内容だけど、資本主義が幅をきかせていることに疑問を持っている人はぜひ一読を。2025/04/11

paluko

16
面白い。金を使わないで「ただ、いられる場所」がどんどん削られていく現代にものすごく必要とされている方法論だと思う。ただし「山手線大パニック大宴会作戦」(21頁)に代表されるように「飲みを介して人とつながる」パターンばかりが多く提示されているところは飲まない勢としてやや不満。国外に目を向けると、家賃・政治的に日本よりはるかに状況の厳しい香港・中国でも懲りずにしぶとく拠点をつくり続けている人々はいて、勇気づけられる。「極悪な支配者を倒す前に、革命後の世界を勝手に始めちゃうのがいい」(266頁)には超同意!2024/11/23

おいしゃん

15
全体的に、著者のテンションが歳不相応に高すぎるのが気になったが、だからこそ世の中をこうやって楽しめるのかと納得。2024/09/26

阿部義彦

15
素人の乱って、何処かで聞いた事はあったのですが、著者である松本哉さんが店長を務めるリサイクルショップだったのですね。これは、実に素敵な面白くて、手間はかかるかもしれないが金はかからない革命かも知れません。何よりも特に大文字のスローガンも無しに、ただ面白いから皆とバカをしたいマヌケな事をして貧乏人同志で仲良く騒ぎたい。その為の手引書です。もはや国境も超えて増殖しているオルタナティブスペース。中には山奥の空き地だったり、不法占拠したビルだったり。安い物件では大家との関係が命。マヌケって素晴らしい!2024/09/26

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