出版社内容情報
読み方には2種類ある。既知を読むアルファ読みと未知を読むベータ読み。『思考の整理学』の著者が現代人のための「読み」方のコツを伝授する。
内容説明
取扱説明書や役所の書類など、読んでも頭に入ってこないという経験はないだろうか?自分が未経験のことを読むのは難しい。一方、知っている事柄を読んで理解することは簡単にできる。ここには2種類の読み方―未知を読むベータ読み、既知を読むアルファ読み―がある。知のバイブル『思考の整理学』の著者が伝授する“読み方”の極意。読書や本にまつわる文章を増補し“新版”として登場。
目次
序章(未知が読めるか;マニュアルがこわい;論語読みの論語)
第1章(わかりやすさの信仰;スポーツ記事;自己中心の「加工」;音読)
第2章(教科書の憂鬱;裏口読者;批評の文章;悪文の効用)
第3章(アルファー読み・ベーター読み;幼児のことば;二つのことば;切り換え;虚構の理解;素読;読書百遍)
第4章(古典と外国語;寺田寅彦;耳で読む;古典化;読みと創造;認知と洞察)
附録
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923‐2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを多数執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tolucky1962
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