ちくま文庫<br> 娘の学校

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ちくま文庫
娘の学校

  • なだ いなだ【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 筑摩書房(2023/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439055
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

4人の実の幼い娘たちに語りかける形で書いた著者の代表作。常識を疑い、自分の頭で考え抜くことを旨とする、寄り道多数の授業を展開する。

内容説明

10歳から下4人の幼い娘たちを相手に、世界を学校に見立て、「音楽」「文学」「政治」「人類学」「哲学」などを題材に、ユニークで独創的な授業を展開する。常識を疑い、自分の頭で考えてたたかえば、善悪や道徳は変えていけると伝える。呪いの言葉に縛られず自分らしく生きることを尊ぶすべての人へ、1969年刊行のベストセラー待望の復刊。

目次

校長訓示
調子はずれ音楽教室
指導にならないといわれそうな読書教室
作家になることを思いとどまらすための文学教室
若者と年寄りのための政治教室
憂いを増させるための人生論教室
穴居人的心情を求めての人類学教室
ヒューマニズムと非条理を論ずる反哲学教室
ニキビと落書きについて語る学園スト論教室
観念的な性教育教室
ノーベル賞のことわり方を考える作家教室
健康を鼻にかけさせぬための狂気論教室

著者等紹介

なだいなだ[ナダイナダ]
1929‐2013年。東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

13
なだ先生が校長となり、4人の娘たちを父親の目線で愛を込めて教育する。本書は50年以上前に出版されてますから、娘と言っても、還暦を迎えているかもしれませんが。まずは校長の髭について。男女平等と言えど髭だけは男のもの。それを上手く使うか、それとも無精とするかは本人次第。そして読書。本の価値は読み手によって変わり、読み手もまた、本に左右される。つまり文学とは迷路である。お!深い言葉。そして気づきました。全ての文章が断定で終わっている。たとえそれが間違っていても、それが教師であり、父親の心構えであることに。2023/12/12

9分9厘

5
父であるなだいなだ氏が自ら校長となり、四人の愛娘のための授業風エッセイ。ときにユーモアを交えた授業は愛情がにじみ出ており、頬が緩んでしまう。50年以上昔のベストセラーらしいが、現代においても古さを感じない。2024/01/28

飼い猫の名はサチコ

3
精神科医で作家の著者が、10歳から下の4姉妹の子供たちに「校長」として語るていで著した味わい深いメッセージ。50年以上前に書かれた文章だが、鮮度が落ちていない。若者に限らず、未だ自分育て中の大人や子供を持つ親に響く本。禍福は、人生をなすメロディーの一音一音。あとから振り返ると曲を成す。個々を受け止めすぎたり、過度に意味づけしないように、というアドバイスに得心。なだいなだという名前は知っていても、本は初めて読んだ。2023/11/29

うめこ

2
でてくる作家や社会情勢などは古いけれど、言っていることは普遍的だ。1960年代に書かれたとは思えない。わたしはもう三十路で、娘というには歳をとりすぎているけど、この校長先生から教えてもらったことを胸に、常識をうたがい、自分の頭で考えてたたかおう。2024/11/17

小倉あずき

1
本当はなだいなだ全集8で読んだのだが、面倒だからこちらで登録。「著者自身による解説」によると婦人公論連載時には小学生高学年の読者からも感想文も届いたという。当時の小学生がオマセだったのか、今日日の読者が幼稚なのか、どっちだろう。2025/06/06

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