ちくま文庫<br> 熊の肉には飴があう

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

ちくま文庫
熊の肉には飴があう

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月25日 18時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438973
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

熊鍋、兎飯、筍鉄砲焼き、ヨシノボリたたき

冬泥鰌筏焼き、錆鮎赤煮、沢蟹ドレッシング……

里山をまるごといただく

90皿のうま汁小説 



飛?の古川に、全国から舌の肥えた客が詰めかける一軒の名料理茶屋がある。その名は「右官屋権之丞」。飛?の匠の末裔が、匠の心はそのままに、鑿を包丁に持ち替えて開いた店だ。扱う食材は、鳥獣、川魚、山菜など周囲にある自然の恵みや、塩鯨など歴史的に用いられてきた素朴な食材のみ。しかし、その素材を活かし切る技法が想像を絶する一皿を生む。

ちくま文庫オリジナル。

内容説明

飛騨の古川に、全国から舌の肥えた客が詰めかける一軒の名料理茶屋がある。その名は「右官屋権之丞」。飛騨の匠の末裔が、匠の心はそのままに、鑿を包丁に持ち替えて開いた店だ。扱う食材は、鳥獣、川魚、山菜など周囲にある自然の恵みや、塩鯨など歴史的に用いられてきた素朴な食材のみ。しかし、その素材を活かし切る技法が想像を絶する一皿を生む。ちくま文庫オリジナル。

著者等紹介

小泉武夫[コイズミタケオ]
1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸を持った憂国の士」と評される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

48
小泉博士の小説。「漁師の肉は腐らない」の二匹目のドジョウか。まあ所々なるほどと思うところもあるが自分には合わなかった。妙に小説仕立てにするよりエッセイの方がわかりやすい。2023/12/04

ようはん

21
小泉先生が語る飛騨の地産地消のジビエ料理店「右官屋権之丞」の物語。軍鶏鍋、猪のカツ、ヨシノボリの刺身と名前聞いただけで食べたくなる魅力的なメニューが多い。飛騨は去年含めて2回訪れたけどまた行ってみたい気持ちにもなる。2024/03/30

Tomomi Yazaki

19
飛騨の由緒ある建築に携わってきた右官の子孫、誠一郎。彼は猟のかたわら、息子とジビエ料理の店を営んでいる。その腕前は確かで、お任せ料理を楽しみにする来客が絶えない。レシピやコツも詳しく解説されています。キジ、野ウサギ、茸、熊、そして猪。先生得意のオノマトペも相まって、その美味しさが熱く伝わります!ああ、たまらない!軍鶏の水炊きも食べてみたい!物語もさることながら、これだけ詳しく多くの食材やレシピを綴るのは容易ではありません。読んでいて楽しく、そして幸せな気持ちになる一冊です。2023/08/16

モーモー

13
飛騨の古川にある名物茶屋「右官屋権之丞」店。 食材は獣肉、野鳥、川魚、山菜などの自然の恵みをいかしたもの。 作者のご飯好きなことが伝わってくる文章でした。 2023/08/03

みかん

7
先日読んだ『マタギ』では、熊始め狩猟でとられた山の肉を筆者が「あまり美味しいと思っていないけど無理にありがたがっている」ように感じられた。対してこの『熊の肉~』は非常に美味しそうに感じる。マタギと料理人との料理の重点の置き方の違いもあるだろうけど、そもそも筆者が山のもの川のもののそのものを「美味しい」と感じているかの差であるように思う。山で美味しいものを食べるといる原体験がないと山から離れていく趣旨の『マタギ』の一節を思い出す。2023/08/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21349103
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品