シルエット・ディザイア 再会はせつなくて―永遠の絆〈３〉

ベヴァリー，エリザベス【作】〈Ｂｅｖａｒｌｙ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ〉/高円寺 みなみ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（1998/03発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784833528849
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

誰よりもやさしかったジョージアのために、とうとう誓いを果たすときが来た。十八歳の誕生日に立ち去ったこの町へ、ジャック・マコーミックは再び戻ってきた。いい思い出があるわけではない。だが、彼はここでジョージア・ラベンダーと出会った。独裁的な父親におびえながら暮らしていたジョージアと、つらい環境のもとで育った孤児のジャック。ハイスクール時代、二人は心を許し合う親友同士だった。町を出て、その後事業家として成功したジャックは大好きだった彼女のために復讐を計画していたのだ。ジョージアの父親の会社を買収すれば、彼女は救われる。しかし、再び会ったジョージアは自信に満ち、洗練され、彼の助けを求めた少女の面影はどこにもなかった。しかも少年時代に感じなかった熱いものが体を駆け抜け、いつしかジャックは彼女と愛し合うことしか考えられなくなっていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こえん]

幼なじみのH/Hの年齢設定がちょっと高い…41才と39才だったかな？　もうあと5才くらい若いと良かったのに。企業買収→立て直して転売が仕事のヒーローが、ヒロインに冷たかったヒロイン父の企業を買収（ヒロインの代わりに復讐のつもり）しようとしての帰郷だったけど、ヒロインに捨てられそうになって思い直すのが○。探し続けてた双子の弟妹に会うのも、ヒロインの後押しがあったからだし…ヒロインをかなり精神的支柱にしてるのが、ヒロイン養子と同レベルかもってカンジでいい。

2010/04/15