ちくま文庫<br> むしろ幻想が明快なのである―虫明亜呂無レトロスペクティブ

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ちくま文庫
むしろ幻想が明快なのである―虫明亜呂無レトロスペクティブ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438966
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

三島由紀夫、寺山修司、大島?も絶賛した伝説の作家。

映画、音楽、スポーツなどをめぐる珠玉のエッセイコレクション。生誕100年! 



かなうことなら、この人の遺した文章をすべて読み尽くしたい――小西康陽



スポーツ評論をはじめ、映画、音楽、文芸など幅広いジャンルをテーマに上質で官能的な文章を書いた異才、虫明亜呂無。戦前の職業野球への追想、岩下志麻や太地喜和子の軽妙なスケッチ、栄光と悲劇のランナー円谷幸吉・人見絹枝の美しいポルトレ、荒井由実やエゴン・シーレや『ベルばら』などを軽妙に取り上げるコラム、巨匠内田吐夢監督の撮影現場レポート……単行本未収録作や代表作から精選した珠玉のエッセイコレクション。

内容説明

三島由紀夫、大島渚、寺山修司が絶賛したスポーツ評論をはじめ、映画、音楽、文芸など幅広いジャンルをテーマに上質で官能な文章を書いた異才、虫明亜呂無。戦前の職業野球への追想、岩下志麻や太地喜和子の軽妙なスケッチ、栄光と悲劇のランナー円谷幸吉・人見絹枝の美しいポルトレ、巨匠内田吐夢監督の撮影現場レポート…単行本未収録作や代表作から精選した珠玉のエッセイコレクション。

目次

1 女王と牢獄
2 芝生の上のレモン―スポーツへの誘惑
3 朽ちぬ冠―長距離走者の孤独
4 佐渡に鬼を見た―コラム「うえんずでい・らぶ」抄
5 シーレの女―「ときには馬から離れますが」「虫明亜呂無の音楽エッセイ」抄
6 殺陣の倫理―「映画評論」の時代

著者等紹介

虫明亜呂無[ムシアケアロム]
1923年、東京生まれ。作家、評論家。早稲田大学文学部仏文科卒。小説、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイ、恋愛論、映画脚本など多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。91年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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阿部義彦

18
寺山修司周辺から、名前だけは知っていて、ボンヤリと競馬とスポーツ関係の文章を書く人でどちらも私の苦手な分野だったので手を出せずにいた虫明亜呂無さん。今回ちくま文庫さんのお陰で、素晴らしい出会いを用意してくれて有難いです。文庫オリジナルとして高橋敏夫さんの手になるレトロスペクティブと題した選集。扱う範囲が広く、映画、評伝、音楽、そして何より女!通俗に流れずに抑えられた筆致で語られる、美しい文章に魅せられました。『ジョーズ』『カッコーの巣の上で』『バニシングポイント』の映画評『円谷幸吉評伝』等極上でした。2023/08/11

よいおいこらしょ

5
スポーツ新聞ってこんなに文化的だったのか! 前半はスポーツへの礼賛、運動をする女性への礼賛で批評的な文章ではなかったが、後半の映画や女優へのエッセイでは一気に演技とはなんぞやと一気に観念的になる。硬派ながらも大胆な文体で読んでいて楽しかった2023/11/04

Cana.t.kazu

5
 虫明さんの名前に惹かれて読みました。 興味深い部分もありましたが,少し求めていたジャンルの文章が少なかったのでフラストレーションでした。2023/08/13

takao

4
ふむ2024/05/21

sataka

3
俳優や映画といった芸能的な話は、流石に世代が違い過ぎてピンとこなかったが、所々の表現や、伝記的な文章からは、美文家と言われる著者の真髄を少し感じることができた。この人の小説を読んでみたくなる。女性論、スポーツ評論にしても、この人の様に深く、時には批判も含めて論じることは現代では好まれないだろうし、このような文筆家が今後生まれることはないんだろうなということはなんとなく感ぜられた。出版に感謝。2023/08/01

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