出版社内容情報
ハングル、料理、宗教、文学、街……さまざまな韓くにの文化について知りたいひとは必読のエッセイ集。『韓国語はじめの一歩』を改題・大幅に増補。
内容説明
ハングル、料理、宗教、文学、ソウルの街、ひとびとの暮らし…この小さな本には韓くに(韓国)のさまざまな文化についてのエッセイが収められている。読めば、韓くにの地に思いを馳せることができる。読めば、ひとびとのこころに触れることができる。読めば、その美を知ることができる。『韓国語はじめの一歩』を改題、大幅に増補して文庫化。韓国文化について知りたいひとは必読の一冊。
目次
1(旅のはじまり;ハングルという文字;韓くにのひとと暮らし;韓くにの季節;食の人生哲学 ほか)
2(韓くにのこころ;韓くにの文学)
著者等紹介
小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年生まれ。京都大学教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masakazu Fujino
8
少々難しいが、いい本だと思う。著者の、朝鮮(韓くに)への愛が溢れている。 2023/04/12
kana0202
3
韓くにへの愛が溢れていて良いと思った。文体もイイ。ハングルが持っている宇宙論的意味の話や、朝鮮の詩人イ ドンジュンの話など。歴史への向き合い方も学んだ。2023/02/26
すみっちょ
3
韓国語というより韓国全般についてという感じでした。韓国の文化や時代背景に関心や知識がある人なら楽しめるかも。私には少し難しかったです。2023/02/04
わさびの山、
2
昔のエッセイぽいなと思ったらそうだった。文章が粋で綺麗で美しい()けど主観が強いな。まあエッセイだからな。知らない話(料理や言語について)があって面白かった。言葉遣いが古くて少し読みにくいけど逆に日本語の勉強にもなりそう。2024/12/04
kim kang yin (김 강인)
2
原著『韓国語はじめの一歩』からの再読。変な本だなぁ…変な人だなぁ…と思うばかり。冒頭のアマホコイを乗り越えられるんなら読み切れると思う。2023/10/23
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