ちくま文庫<br> 本屋になりたい―この島の本を売る (増補)

個数:
  • ポイントキャンペーン

ちくま文庫
本屋になりたい―この島の本を売る (増補)

  • 宇田 智子【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 筑摩書房(2022/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 15時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438294
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0100

出版社内容情報

東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣

「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは?

ここで働く理由がある
沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で
本と人とこの場所についてさらに考えた

【目次】

序章  古本屋、始めました   
一章  本を仕入れる   
二章  本を売る   
三章  古本屋のバックヤード 
四章  店番中のひとりごと   
五章  町の本を町で売る   
 「ちくまプリマー新書」へのあとがき 
六章  「本屋になりたい」それから  
 「ちくま文庫」へのあとがき
解説 本屋さんの余白  小野正嗣

内容説明

「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは?

目次

序章 古本屋、始めました
1章 本を仕入れる
2章 本を売る
3章 古本屋のバックヤード
4章 店番中のひとりごと
5章 町の本を町で売る
6章 「本屋になりたい」それから

著者等紹介

宇田智子[ウダトモコ]
1980年神奈川県生まれ。大学卒業後、ジュンク堂書店勤務を経て、2011年11月、那覇市の第一牧志公設市場の向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店。2014年、第7回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

110
2015年ちくまプリマー新書「本屋になりたい」の増補改訂版。第6章「本屋になりたい」それからに、その間の7年間で著者の経営する「市場の古本屋ウララ」を取り巻く状況は一変した。元々沖縄の占領時代に暗渠の上に建てられた水上店舗。目の前の公設市場の建て替えからアーケードの再整備、新型コロナ感染の拡大で、隣の漬物屋も服屋も店を畳んだ。そんな中これから50年店を続ける覚悟を持つ。本を扱う仕事について20年。コロナで店を閉じた期間自問自答し、本を間に人と会いたいんだと再確認した。いつか行きたい書店がまたひとつ増えた。2023/01/02

Apple

35
都内の新刊書店を退職し、沖縄で古書店を継いだ著者は、自身は決して「本好き」なのではないと言います。本を通してアーケードという共同体の一員として人々と繋がり結びつけていくことを意義としているようで、印象的でした。書店を営むことについてスポットが当てられ、沖縄の町での暮らしや古本屋の心温まるエピソードなどの面については薄味で、シビアな面が散見されるような語りでした。気楽なばかりでもないですよ、というメッセージが込められている気がしました。エッセイとしての面白さは、そこまでのものでもありませんでした。2023/02/19

Nobuko Hashimoto

31
(古)書店を開いた人の話はよく読むのだけど、本書は「私が私が」というくどさがなく(むしろ謙遜しすぎなくらい)、同業の先輩業者さんに教えを乞いながら少しずつ店を充実させていっている感じで好感が持てた。あっさりとしたなかにも本への情熱が感じられ、沖縄に行ったら覗こうと思えた。市場の他店の方たちとの交流も温かみを感じる。増補部分で、書店のある市場のアーケードの付け替えを記録に残したいという著者に、なくすものの記録を残すより新設計画を進めようと言われて新鮮な驚きを得たというエピソードが興味深い。2022/09/01

Tomomi Yazaki

31
本は好きだけど、本屋になりたいとは思ったことはないなあ。でも読んでみると本の売買は奥が深く面白そう。特に古本は売り手の腕の見せどころ。因みに著者は池袋ジュンク堂の元店員。もしかして、ニアミスしてるかも。その彼女が何を思ったか、沖縄で日本一小さい古本屋を始める。彼女は棚に本を並べるのが好きなんだとか。そういえば私も中学生くらいの頃、本棚に著者順に並べて悦に入ってました。本を売る人、買う人、読む人と、それぞれだけど、本への想いは変わらない。ああ、久々に沖縄に行きたくなった。そしてこの本屋さんをのぞいてみたい。2022/07/29

水色系

27
沖縄で古本屋を営む著者のエッセイ。本を愛する者として、本を届ける側の方々には感謝しかないし、物凄く尊敬している。この著者もそうなんだけど、一言、「本が好き」ということがその原動力となっているように思われる。沖縄の空気感が伝わってくるようで、そこで暮らし、お店が街になじんでいるのがわかる。きっとすてきなお店なんだろう。著者の他の本も読んでみたくなった。2022/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19848465
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。