ちくま文庫<br> 圏外編集者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438195
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

既存の仕組みにとらわれることなく面白いものを追い求め、数多の名著を生み出す著者による半生とともに「編集」の極意を語る1冊が待望の文庫化。

編集に〈術〉なんてない――。珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける著者は、〈なぜ〉、〈どうやって〉取材し、本を作ってきたのか。自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた「半生」とともに語られる「編集」という仕事の面白さと本質。

内容説明

編集に“術”なんてない―。珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック…。ほかのメディアとはまったく違う視点から「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける著者は、“なぜ”、“どうやって”取材し、本を作ってきたのか。自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた「半生」とともに語られる「編集」という仕事の面白さと本質。

目次

第1章 問1 本作りって、なにから始めればいいでしょう?
第2章 問2 自分だけの編集的視点を養うには?
第3章 問3 なぜ「ロードサイド」なんですか?
第4章 問4 だれもやってないことをするには?
第5章 問5 だれのために本を作っているのですか?
第6章 問6 編集者にできることって何でしょう?
第7章 問7 出版の未来はどうなると思いますか?
第8章 問8 自分のメディアをウェブで始めた理由は?

著者等紹介

都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年東京生まれ。「POPEYE」「BRUTUS」での編集を経て、全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続ける。1997年『ROADSIDE JAPAN珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も全世界のロードサイドを巡る取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

29
1章_習えること、習えないこと「一度も教えてもらった記憶はない。おもしろがりかた。それだけかもしれない」◉主張はいろいろなコトに繋げられる。「読者層を想定しない」はヒト(の興味関心の多様性)を信頼しているからだ。現場第一、当然。「おもしろそうだから行く」のだし「自分で行かなきゃ」不安はあっても痛い目にあうから「自分の目と感覚のほうを信用するようになる。それがいちばんのトレーニングだった」。食べログ使わない。ネタの探し方教室…矛盾に気づけ。…と、これらの経験に「聞く耳持たない」というのも各自の自由で。2025/05/16

アナクマ

24
伝授できない編集術を語ると見せかけて著者の半生記。だから「いちばん実用からほど遠い」本書が「自分でも予想外の長距離走となっている」のだろう。他のどの作品よりもナマで著者を感じられる。「自分の人生を語ることが、論を何もたてなくとも、そっくりそのまま人生論になるような人生」(立花隆)を体現した本。◉1-2章の金言。毎月の振り込みよりも毎日のドキドキのほうが大切。自腹で場数を踏んで聞く耳を持たないようになるのがものすごく大切。おもしろいってわかってるからじゃなく、おもしろそうだから行く。編集者は作品を作らない。2022/05/27

フリウリ

8
都築さんの本は何冊も読んでいますが、ご本人のことはよく知りませんでした。わたしも編集の仕事をしていますが、そもそもフィールドがまったく異なるので、別の職業の人の本のような感じがしました。他流試合はためになるので、編集に関する本を読んだり、講座や講義を聞いたり、というのは、無駄にならないと思いますが、まずは編集者になってから、という都築さんの考えには、全面的に共感します。都築さんの仕事は、「編集という仕事は、誰でもできるけれど、誰もができるわけでない」ことの証しかもしれないと思いました。72023/05/22

SAT(M)

6
フリーランスの編集者である著者による本。世間が既に面白がっている物でなく、まだ目をつけていないところを取り上げないと価値がない、というのが著者のポリシー。手掛けてきた本はどれもタモリ倶楽部と相通じるような、ユニークなサブカル臭が芳醇に漂っています。YouTubeがテレビに取って代わりつつあるのと同じような現象が出版界にも起きつつあるんですね…。たくさん読むのが偉いんじゃない、百回と読める本を何冊か持つこと、という言葉は、もっとたくさん読まないとと焦りがちな今日この頃、肝に銘じておきたい言葉です。2022/08/05

Koji Harasawa

5
ずっと気にかけていたら、何と文庫になっていた。みんなが面白いと思うものって、何だろう。そんなものを追い続けていたから、雑誌もテレビも面白くなくなったのかな。普通の人たちの普通の暮らしの中にこそ、面白さがある。それを追い続ける姿勢が、都築さんの本を面白くしていることが良くわかった。編集、たのしいなぁ〜。2022/10/26

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