ちくま文庫<br> すべての季節のシェイクスピア

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ちくま文庫
すべての季節のシェイクスピア

  • 松岡 和子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480438072
  • NDC分類 932
  • Cコード C0195

出版社内容情報

シェイクスピア全作品翻訳のためのレッスン。26年に亘る翻訳の前に年間100本以上観てきたシェイクスピア劇と主要作品について綴ったエッセイ。

内容説明

2021年、シェイクスピア全集、個人全訳を完結した著者は、翻訳を開始する直前、年間100本以上のシェイクスピア劇を観続けていた。代表的14作品を、演じられた舞台に即して「男と女の力学」「闇の中の輝き」「この世は仮装パーティ」等のテーマに分類し、掘り下げていく。シェイクスピア劇が10倍楽しくなるエッセイ。文庫化にあたり、全集最終巻「終わりよければすべてよし」についての書下ろしと全作品翻訳開始後のインタビューを加えた。

目次

第1幕 男と女の力学(『ロミオとジュリエット』―別れがこんなに甘く切ないなら;『夏の夜の夢』―何もかもが二重に見える ほか)
第2幕 闇こそ輝く(『リチャード三世』―歩きながら俺の影法師を眺めていられるよう;『ヴェニスの商人』―ああ、俺のキリスト教徒の金 ほか)
第3幕 この世は仮装パーティ(『間違いの喜劇』―この世界にとって俺はひとしずくの水;『お気に召すまま』―ひと目惚れでなければ恋にあらず ほか)
第4幕 時間がみた夢(『リア王』―忍耐だ。我々は泣きながらここへやってきた;『冬物語』―並居る皆様を驚かせて差し上げて ほか)
第5幕 視線の政治学(『ハムレット』―見られずに見て…;『終わりよければすべてよし』―失ったものを褒め称えれば、思い出は貴重になる)

著者等紹介

松岡和子[マツオカカズコ]
1942年、旧満州新京(長春)生まれ。東京女子大学英米文学科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家。1993年より28年をかけてシェイクスピア戯曲全37本を翻訳、ちくま文庫『シェイクスピア全集』全33巻が完結した。この業績により、2021年、第58回日本翻訳文化賞、第69回菊池寛賞、第75回毎日出版文化賞“企画部門”、2021年度朝日賞、第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

79
松岡さんによるしぃくスピアのさまざまな劇などに関するエッセイ集で非常に楽しめました。松岡さん自身も楽しんでおられる様子が見えました。私は松岡さんの訳によるちくま文庫版を読んでいたのですが途中で挫折しています。あ朝日新聞にも連載されていたので(松岡さんの自伝的エッセイ)ご本人のことも知れてよかったと思います。再度シェイクスピアに挑戦していきましょう。2022/06/04

榊原 香織

78
舞台って都会人の楽しみな気がする、だから私にはあまり関係ない。 シェイクスピアには興味ある。 野田版シェイクスピア劇が読んでるだけでも凄そう。 日本では実験劇場系の人々がいろいろやってる 香港舞台にしたハムレットでオフィーリアが拳法練習してるバージョンがあるらしい。それは見たい気がする2022/09/20

おにく

32
時代的なギャップを感じて、いまいちシェイクスピアの喜劇を楽しめないでいたので手に取りました。本書は2021年に"シェイクスピア全集"の全翻訳を完了した松岡和子さんのエッセイを文庫化したもので、作品の批評や翻訳のため、家庭と両立しながら年間100本以上の舞台を鑑賞。お家のことや娘との関係はサラッと触れる程度でしたが、好きな事を仕事にするのは大変なのだと思いました。(続く) 2022/06/10

活字スキー

25
世界一のベストセラー、聖書と並び古今東西の様々な創作物に引用されるシェイクスピア作品。その沼にどっぷりハマって年間100本以上も劇を観まくっていた著者は、1993年から28年かけて全37作の翻訳を成し遂げた。戯曲を読み、舞台を鑑賞し、また読み返すほどに新たな魅力を発見する喜び。それに足る作品を遺したシェイクスピアはもちろん偉大だし、幸運との出会いを逃さず掴んで全力で楽しみ続ける松岡さんのことをとてもうらやましく思う。2023/03/07

こうすけ

24
シェイクスピア全作翻訳を成し遂げた、松岡和子さんによる作品解説。とても読みやすい。ほかの著作と違うのは、戯曲の読み解きだけでなく観劇体験記も多く、シェイクスピアがどのように演じられてきたのか、時代の変遷がよくわかる。サム・メンデスやピーター・ブルックのインタビューも素晴らしい。2022/05/18

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