ちくま文庫<br> 中央線がなかったら見えてくる東京の古層

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ちくま文庫
中央線がなかったら見えてくる東京の古層

  • 陣内 秀信/三浦 展【編著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 筑摩書房(2022/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480437884
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0125

出版社内容情報

中央線がもしなかったら? 中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺……地形、水、古道、神社等に注目すれば東京の古代・中世が見えてくる! 対談を増補。

内容説明

「中央線がもしなかったら?」そう考えて街を見てみれば、そこにはいつもと違った景色が現れる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中、日野…沿線の街を地形、水、古道、神社、商店街に注目して歩けば、古代・中世が見えてくる!鉄道中心の視点を脱し、土地を見る目を養う「まち歩き」最高の入門書。地形がよくわかるカラーマップ付。近年の中央線沿線の変化をめぐる対談も新たに収録。

目次

対談 近代以前の東京の原形を探る(陣内秀信;三浦展)
第1部 中野・杉並編(新宿~中野―青梅街道から中央線へ移動した軸;高円寺―前近代の宗教地域から近代軍事都市へ;阿佐ヶ谷―聖域・湧水・古道・河川・釣り堀から読む地域構造)
第2部 多摩編(国分寺~府中―いにしえの東京を探しに、古代武蔵の中心をめぐる;日野―用水路を軸とした農村、宿場から鉄道中心のベッドタウンへ)
文庫版対談 「鉄道がなかったら」という視点が新しい郊外を生む!(陣内秀信;三浦展)

著者等紹介

陣内秀信[ジンナイヒデノブ]
1947年生まれ。法政大学特任教授(建築史・都市史)、中央区立郷土天文館館長。イタリアを中心に地中海世界の都市研究・調査を行い、また江戸東京学の牽引者でもある。『東京の空間人類学』(1985年)でサントリー学芸賞を受賞

三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はっせー

99
大学の最寄り駅が中央線だった。だから何かと縁がある本だと思い読んでみた。私達は鉄道を中心に考えてしまっている。住みたい街ランキングや住心地がよい沿線ランキングなどすべて鉄道絡みである。国道や道を中心にランキングは作られていない。むしろ車社会の街を避けている印象がある。そんな世の中の雰囲気とは一線を画す本になっている!古道・川・自然を中心に街を見てみると新たな発見がある。鉄道を無しにしてみた街はどこか違って見えてきて過去とを結ぶ起点が多くあることに気づく。阿佐ヶ谷・中野・府中・日野どれも個性的だと思った!2022/07/29

yyrn

24
思いもよらない視点を提示してくれる本は読んでいて楽しい。現代人の感覚では駅を中心に町の展開を考えてしまうが、それ以前の中心は、川であり、街道であり、古来からの古道であった、と気づかせてくれる本。ほとんど一直線に西へ伸びるJR中央線を消し去れば、そこから離れて並行する善福寺川(神田川)や青梅街道、横断する鎌倉古道が当時の中心であったことが浮かび上がり、古地図を片手に街を歩けば、その痕跡が現代でも見つけることができると教えてくれる本。土地勘がなくても十分楽しめるし、歴史の生かし方を考えさせられる。2024/06/04

本木英朗

19
日本の現代評論のひとつである、この作品については、俺はもちろん初めてだ。中央線がもしなかったら? 中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺……地形、水、古道、神社等に注目すれば東京の古代・中世が見えてくる! という話である。なる穂のね、作者は編集者たちである。この先も何回も読もうっと。2022/03/03

hippos

15
古道や水流など現存する史跡だけではない町歩きが新鮮。だけど、馴染のない町や町についてはなかなかのめり込んではいけないな。その地に縁のある人にとってはすごく面白いのだと思う。 2022/02/24

かば

11
杉並の地理を考えるには、古代以来の河川(善福寺川など)、中世の古道(鎌倉街道など)、近世の街道(青梅街道など)、近代の鉄道(中央線)という四つの交通幹線を軸としたレイヤーに注目すべきという点が印象的であった。2022/01/23

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