出版社内容情報
編者苦心の末、発掘した1970年代から80年代の雑誌掲載のみになっていたミステリ短篇を中心に再構成する文庫オリジナルの貴重な作品集。
埋もれていた“幻”のミステリを発掘
全作品が単著に初収録!!!
1970年代から80年代初頭の未刊行作品群がベールを脱ぐ
作家、翻訳家、エッセイスト、俳優など多岐にわたる活躍し「コミさん」の愛称とコミカルなキャラクターで知られる著者による文庫オリジナルのミステリ短篇集。1970年代から80年代初頭に文芸誌掲載のみで終わってしまった未書籍化の作品を多数発掘、日下三蔵氏の編集と詳細な解説とともに贈る。軽妙洒脱、独特の文体とリズムで描かれる“異色”ミステリを、初めての単著としてまとめた。
【目次】
りっぱな動機
死体(しにたい)の女
なぜ門田氏はトマトのような色になったのか
バカな殺されかた
密室殺人ありがとう
金魚が死んだ
カリブ海第二戦線
板敷川の湯宿
北波止場(ノース・ピア)の死体
爆弾は爆発しないというおしゃべり
耳穴カミソリ
ドラム缶の死体
編者解説 日下三蔵
内容説明
作家、翻訳家、エッセイスト、俳優など多岐にわたる活躍をし、「コミさん」の愛称とコミカルなキャラクターで知られる著者による文庫オリジナルのミステリ短篇集。1970年代から80年代初頭に文芸誌掲載のみで終わってしまった未書籍化の作品を多数発掘、日下三蔵氏の編集と詳細な解説とともに贈る。軽妙洒脱、独特の文体とリズムで描かれる“異色”ミステリを、初めて単著としてまとめた。
著者等紹介
田中小実昌[タナカコミマサ]
1925年東京生まれ。東京大学文学部哲学科中退。バーテン、香具師などを転々とする。J.H.ブラウンの名訳で知られる。1979年「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、同年『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受賞した。2000年2月アメリカで客死
日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968年神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほんのむし
isbm