出版社内容情報
ロールキャベツやゆで卵入りのコロッケ…家族のために作られた懐かしい味の記憶とレシピ。文庫化に際し、さらに新たな味わいを大幅加筆。
内容説明
古い大学ノートに40年綴られてきた母のレシピ―それは伊藤まさこさんの料理の原点であり、娘にも伝えたい懐かしい味と記憶。じゃがいもを入れるロールキャベツ、大勢が集まる日の定番パエリア、パウンドケーキ、持ち手つき唐揚げ、ポタージュスープなど、日々の繰り返しの中で、くすみもせず、無理もせず、食卓を彩ってきた料理のかずかずは、どんな時代のテーブルも幸せにしてくれます。文庫版では、さらに新しいエッセイを加えました!
目次
春(かごを持って野草摘みに;厚焼き卵 ほか)
夏(胡春と梅ジュース;にんにくみそを仕込む ほか)
秋(特製ドライフルーツケーキ;天ぷらの前のお楽しみ ゴロゴロドーナツ ほか)
冬(冬の定番 りんごのお菓子;ゆずを楽しむ ほか)
その後の母のレシピ(なすとツナのパスタ;ミートボール入りミートソース ほか)
著者等紹介
伊藤まさこ[イトウマサコ]
1970年、横浜生まれ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして雑誌や書籍で活躍。美しさや気持ちよさを大切にした暮らし方やセンスのよさが多くの支持を集める。「ほぼ日」と共にオンラインショップ「weeksdays」を運営。多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きなこ
38
料理や雑貨のスタイリストとして活躍されている著者のお料理エッセイ。お母様のレシピノートをもとに、著者が子どもの頃から食べ慣れている料理を紹介しています。特別な材料や調味料を必要としない、本当に毎日の家庭ご飯。沢山掲載されている写真もちょっとレトロで懐かしい💛外国っぽいこともお好きだったというお母様が素敵です。「だってその方がきれいでしょ」と苦もなくきちんと家を整えるお母様。それは自然に娘である伊藤さん、お孫さんに受け継がれ…。書きたいこといっぱいだけど、書ききれない〜。とっても好きなエッセイです。2020/12/06
はるき
20
数十年前の家庭料理でこのハイカラさ。ターキーって自宅で料理できるんだ!?色々驚きました。2021/03/29
はるき
15
ここまで豪勢でなくとも、家族の思い出ご飯は各家庭にありそうですな。ちなみに我が家は祖母のちらし寿司です。2023/08/11
はるき
14
またまだ家族が集まりにくいご時世ですが、この季節になると読みたくなる本です。読み手に作らせる為のレシピ本ではなく雰囲気を味わう本なので、肩肘張らずにどうぞ。2022/12/24
しましまこ
12
ご飯買い。2025/03/31
-
- 和書
- 女性史入門