ちくま文庫<br> 私たちはどこから来て、どこへ行くのか―生粋の文系が模索するサイエンスの最先端

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ちくま文庫
私たちはどこから来て、どこへ行くのか―生粋の文系が模索するサイエンスの最先端

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480436894
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0140

出版社内容情報

自称「圧倒的文系」の著者が、第一線の科学者に「いのち」の根源を尋ねて回る。科学者たちの真摯な応答に息を?む、傑作科学ノンフィクション。

内容説明

「私たちはなぜ生きて、なぜ死ぬのか」忙しい毎日のなかで忘れてしまうこの根源的な命題に、答えはあるのか。「How(いかに)」ではなく「Why(なぜ)」を問うことで見えてきたのは、最先端で奮闘する科学者たちの葛藤だった。いまの科学にわかること/わからないこととは何か。「圧倒的に文系」な著者による、緊迫感に満ちた理系入門。

目次

なぜ人は死ぬのだろうか―福岡伸一(生物学者)に訊く
人はどこから来たか―諏訪元(人類学者)に訊く
進化とはどういうものか―長谷川寿一(進化生態学者)に訊く
生きているとはどういうことか―団まりな(生物学者)に訊く
死を決めているのは誰か―田沼靖一(生物学者)に訊く
宇宙に生命はいるか―長沼毅(生物学者)に訊く
宇宙はこれからどうなるか―村山斉(物理学者)に訊く
私とは誰なのか―藤井直敬(脳科学者)に訊く
なぜ脳はこんな問いをするのか―池谷裕二(脳科学者)に訊く
科学は何を信じるのか―竹内薫(サイエンス作家)に訊く
私はどこから来て、どこへ行くのか―森達也に訊く

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県生まれ。映画監督・作家。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』(集英社インターナショナル)が講談社ノンフィクション賞を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

74
読み終わって最高の満足感。「文系」の著者だからこそ、タイトルのような疑問点を追求して文章化してくれるのだろう。「中二病」という言葉も出てくる。しかしタイトルのような哲学的、根源的な問いには、本書のようなインタビューがふさわしいし、理解しやすい。生物への「なぜ」は、量子論・宇宙論まで巻き込んで、意志・意識の謎、生物の動的システム、時には非科学的な話題さえも交えて、あの問いへと進んでいく。「ドキュメント」とあるように、単に対談のテープ起こしなどではない。研究者との丁々発止がスリリングで要注目。ぜひ再読したい。2020/10/19

K1

16
2012年4月から14年11月までの連載をまとめた単行本のの文庫化。「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」ーその道の専門家(生物学者4名、人類学者1名、進化生態学者1名、物理学者1名、脳科学者2名、サイエンス作家1名)に聞いてみた。その内容が書かれている。わかってきたこともあるけれど、わからないこともまだまだあって、その答えはわからないだろうということがわかった。だからといって、考えることを、仮定を実証する実験をやめるべきではないと思った。2021/01/20

くものすけ

16
人間は遺伝子の乗り物に過ぎない、重要なのは遺伝子であり、人間は対して重要ではないという引用があった。ドーキンス利己的遺伝子論というらしい。話は分からないではないが、そう言ってしまっては身も蓋も無いだろう。人間は流行り人間で遺伝子の乗り物ではない。2020/11/12

みんく

15
♪こーどーも 電話 相談室っ♪次のお友達は、森達也君でーす。「私たちはどこから来て、どこへ行くんですか?私たちは何者なんですか?」はーい、この質問は今日来ている10人の先生、全員に聞いてみましょー。こんな感じの本書だが、内容はとっても難しい!熱力学第2法則より、宇宙はエントロピー増大する方向に向かって行っていて、人間は川の流れの中の渦のようなもの。局所を見ればエントロピーは減少しているが、大きくみるとエントロピー増大を加速させている。つまり私たちは、宇宙の終末を速めている存在。宇宙人には気づけないのかもね2021/05/07

ハルト

11
読了:◎ 人間の生死と進化、宇宙について、自己について、科学の信じる先にはなどの、理系の根源的な問いを、最先端にいる科学者たちに問いかける入門書。どうしようもなく文系な人間である私には少々難しくはあったけれど、全編に通底して問いかけられる「どこから来て、どこへ行くのか」という問いのそれぞれの答えには、いろいろ感じ考えさせられた。再読したい一冊。2020/12/09

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