出版社内容情報
子ども向けから脱却し、青年層の読者を獲得していったマンガ。貸本劇画から現在まで、表現の幅を広げたそれらの多様な傑作19編を収録する。
内容説明
かつては子どもが読むものであったマンガは、青年層まで読者を広げた。そして人間の闇を描き出した傑作・名作群が生まれていった―。収録作家:白土三平、辰巳ヨシヒロ、さいとう・たかを、佐藤まさあき、諸星大二郎、山岸凉子、豊田徹也、近藤聡乃、斎藤潤一郎、粟津潔、かわぐちかいじ、石井隆、湊谷夢吉、うらたじゅん、手塚治虫、つげ義春、つげ忠男、永島慎二、谷口ジロー。
目次
第1章 事件の始まり(『死刑執行』(白土/三平)
『殺人業者』(辰巳/ヨシヒロ)
『のれん』(さいとう・たかを)
『16年』(佐藤/まさあき))
第2章 アンモラル(『復讐クラブ』(諸星/大二郎)
『グール(屍鬼)』(山岸/凉子)
『珈琲時間』より「Hate to See You Go」(豊田徹也)
『美しい町』より「商店街」(近藤聡乃)
『死都調布』より「イン・ザ・スープ」(斎藤/潤一郎)
『すてたろう』(粟津/潔))
第3章 エロスと生と死と(『Sの恋』(かわぐち/かいじ)
『停滞前線』(石井/隆)
『アヤカシの大連』(湊谷/夢吉)
『発禁・櫻御前』(うらたじゅん))
第4章 ことの結末(『処刑は3時におわった』(手塚/治虫)
『不思議な手紙』(つげ/義春)
『幸福なる一家』(つげ/忠男)
『人間劇場』より「はえ」(永島/慎二)
『夢のつづき』(谷口/ジロー))
著者等紹介
山田英生[ヤマダヒデオ]
1968年生まれ。「内外タイムス」「アサヒ芸能」記者などを経て、現在は書籍・コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
Vakira
たまきら
gtn
くさてる