ちくま文庫<br> 家が呼ぶ―物件ホラー傑作選

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ちくま文庫
家が呼ぶ―物件ホラー傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480436696
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ホラーファンにとって永遠のテーマの一つといえる「こわい家」。屋敷やマンション等をモチーフとした逃亡不可能な恐怖が襲う珠玉のアンソロジー!

・目次
若竹七海「影」
三津田信三「ルームシェアの怪」
小池壮彦「住んではいけない!」
中島らも「はなびえ」
高橋克彦「幽霊屋敷」
小松左京「くだんのはは」
平山夢明「倅解体」
皆川博子「U Bu Me」
日影丈吉「ひこばえ」
小池真理子「夜顔」
京極夏彦「鬼棲」

内容説明

おそろしい家、奇妙な家、住みたくない家、不思議と惹かれてしまう家―「家」にまつわるホラー作品は古今東西人々の心を掴んで離さない。王道の屋敷、マンションにシェアハウス、様々なタイプの「物件」をモチーフ&舞台に据えた“逃亡不可能”な短編を一堂に集結!怪奇好きからビギナーまで病みつき必至の贅沢な特選アンソロジー。

著者等紹介

朝宮運河[アサミヤウンガ]
1977年、北海道函館市出身。怪奇幻想ライター。同志社大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程前期修了(日本文学)。ホラー、怪談、幻想小説のジャンルを中心に「ダ・ヴィンチ」「怪と幽」をはじめ多数の媒体にて書評・ブックガイド等を執筆。各種文芸作品の文庫解説も多数手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

187
ホラー小説家達のアンソロジ。『倅解体』以前に読んだ飴村の『粘膜人間』を思い出す。痛い描写がてんこ盛り。『くだんのはは』戦時下の重苦しさと不思議な現象、当時の生活苦と現実離れした家族。不思議な物語だった。『ひこばえ』主人を少しずつ蝕んでいく恐怖の家。人間はパターンにはまると抜け出しにくい生き物。『夜顔』主人を失って朽ちていく家。住人の暖かさと悲しさ。気に入った作品は『幽霊屋敷』。これはあまり怖い話ではなかったが。人というのは、肉親ではあってもその一面しか見ていないのだなぁと。2024/07/05

夜間飛行

184
有名作家の怪談アンソロジー。僭越ながら好みを言わせて頂くと…小松左京「くだんのはは」は凄い傑作。小池壮彦「ドール・ハウス」の魔術的な幻視や、高橋克彦「幽霊屋敷」の父娘の悲しい怪談も好みだった。苦手なのは三津田信三「ルームシェアの怪」で、しばらく姿を見せないシェア仲間の部屋から音だけ聞こえる日々が続き、主人公は《ねっとりした眼差しの忌まわしい感覚》を常に背中に感じ始めるのだが、いくら怪談とはいえ、部屋から出ない人の視線を感じることの不自然さに加えて、取って付けたような「忌まわしい」という言葉に興をそがれた。2020/07/10

ちょろこ

173
怖い家、勢ぞろいの一冊。豪華作家陣による恐怖の物件案内。作家さんらしさ溢れる怖い家を描いたストーリーが勢ぞろい。怖面白かった。群を抜いて怖かったのはやっぱり三津田さん。迫りくる恐怖のこの描写は右に出る者がいない素晴らしさ。小池真理子さんはやっぱりジメッと幻想的な恐怖がたまらない、実に魅せられる。高橋克彦さんはほんのりミステリも良かった。皆川博子さんは恐怖よりも美、ここでしばしうっとり。家ホラーって、怖いのに読ませてやまない、惹きつけてやまない、まさに逃げられない不思議な魅力があると思う。2021/03/05

machi☺︎︎゛

147
11人の作家さんの家にまつわるホラー小説。ゾワっと怖かったり痛くて怖かったり後から怖かったり様々な怖さに魅せられた。涼しくなり始めた秋の夜長には少し怖すぎた(,,•﹏•,,)2020/10/03

nuit@積読消化中

142
「家」にまつわる怪奇モノが個人的に好きで、「幽霊屋敷」と聞くと、もう手に取らずにはいられない。本書は錚々たる作家陣のハズレなしの「家」にまつわる怪奇小説。それぞれの作家の特性がうまく出ており、過去に何度か他で読んだ作品もあるが、こういう組み合わせや順番で読むと、また違った味わいと言うか、怖さを感じます。是非、朝宮さんには海外版の「家が呼ぶ」も編んで頂きたい。2020/12/18

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