ちくま文庫<br> 真鍋博の植物園と昆虫記

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ちくま文庫
真鍋博の植物園と昆虫記

  • 真鍋 博【著】
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  • 筑摩書房(2020/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480436443
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0171

出版社内容情報

ユーモアと風刺で機知縦横に現代社会を植物と昆虫に見立てたれば――。天才イラストレーターの幻の作品集が没後20年に合本して復刊。解説 荻上チキ

内容説明

星新一、筒井康隆、アガサ・クリスティーなど人気作家作品の装画や装幀の仕事で知られる天才・イラストレーターが、社会のあらゆるものを“植物”と“昆虫”に見立て、ユーモアと風刺を織り込んで描いた40年前の幻の作品集が奇跡の文庫化。機知縦横に生み出されたイラストは、時代を超えて現在の我々の問題にもリンクしており、その普遍的な想像力に驚くばかり―。

目次

植物園(植物新時代;広層植物;高層植物;植体;落下思考 ほか)
昆虫記(パイプムシ;票虫;分譲ミノムシ;食用虫;コロガリムシ ほか)

著者等紹介

真鍋博[マナベヒロシ]
1932‐2000年。愛媛県新居浜市生まれ。多摩美術大学油画科卒。日本SF作家クラブ会員。イラストレーターとして独特でシャープかつ繊細な画風で知られ、SF小説の挿絵、装幀を多く手掛ける。またSFや未来学に造詣が深く、テレビや新聞、雑誌での文明批評的発言、執筆活動のほか、日本万国博、沖縄国際海洋博、科学博への参画、バイコロジーの提唱など幅広い分野で活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

72
星新一を初めとするSF小説のイラストが懐かしい真鍋博が、40年以上前に描いた作品がちくま文庫から発刊された。あの時代、垢抜けた幾何学的なタッチに未来を想像したものだ。この作品は、植物や虫に、様々な社会事象を比喩していたり、風刺が込められていたりする。決して古く見えず、どのページの絵もコメントも楽しかった。2020/02/26

nemuro

50
帯には「没後20年 天才イラストレーター幻の作品集が奇跡の文庫化」とあって、「社会のあらゆるものを<植物>と<昆虫>に見立て、ユーモアと風刺を織り込んで描いた作品を収録」。緻密で風刺の効いた作品が多数。できれば美術館にて原画で観てみたいところ。かつて人気作家作品の表紙装画でも活躍。どれどれと本棚を検索。星新一(2冊)、筒井康隆(14冊)、クリスティー(5冊)が21冊。うち真鍋博の作品は『エヌ氏の遊園地』(新潮文庫)のみ。貴重である。1970年代の作品を50年近い未来にタイムカプセルを開けるように見ている。2021/06/05

Vakira

45
星新一さんのショートショートの文庫カバー絵、今は和田誠のイメージですが、かなり前は真鍋さんのカバー絵だった様な記憶。筒井康隆さんの文庫のカバー絵も真鍋さんだった様な・・・ 直線を活用した超クールな画が未来感を醸し出す。SFイラスト第一人者の真鍋さんが描く植物と昆虫の図鑑。生命と無機質が融合した画です。昆虫の名前、属種、生態コメントが笑いを誘う。解説コメントはたまにブラックで面白い。もう、48年も前に書かれたもの。出会えて嬉しい。ちくま文庫に感謝。2024/02/06

しょうゆ

9
ジャケ買いして正解だった。見立てによる風刺が面白い。無機質で厳格、緻密なイラストと、簡潔な文章がマッチしている。ユーモアや駄洒落を含んだ批判的な言葉が、笑えると同時に「日本、70年代から変わってねーじゃん」という危機感を煽ってくる。個人的には昆虫記の方が好き。ビアスの「悪魔の辞典」的な雰囲気もありとても面白かったです。今の時代にご存命だったらどんな内容を描いていてんだろうか……と思った。2021/03/28

ヴィオラ

9
国内作家(星新一)さんには、ほとんど触れてこなかったので、僕の中で真鍋さんといえばクリスティーの人なんです。2次元も3次元が混ざり合ったようなカラフルなイラストは、子供心にカッコいいなぁ…などと思っていたものです。 その風刺も皮肉も、どことなく時代を感じてしまうものですが、古さは決してマイナスばかりではなく、古きを知りて…といった感じで楽しめるのと、あの頃からこの国はさして進歩してないのね…という感じで脱力するの繰り返しでした(^◇^;)2020/02/13

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