出版社内容情報
村上春樹作品を徹底的に読み漁り、その魅力溢れる文章や言葉の特徴を自分の文章に取り入れよう。100万人のファンに贈るハルキワールド玉手箱。
内容説明
文章力をアップさせるのに、たくさんの本を読む必要はありません。好きなただ1人の作家の本を読みまくる、それで十分に筆力や文体は磨かれます。この本は、村上春樹の文章の秘密を徹底的に分析した参考書です。魅力的なタイトルのつけ方、雰囲気を変えたい時の工夫、妄想を飛躍させる方法…一緒に春樹作品の魅力を骨の髄まで味わい、言葉を綴ることを楽しみましょう。ちくま文庫オリジナル。
目次
第1章 村上春樹の文章を33の作法で読み解く―我々が「薔薇」と呼ぶ花が別の名前でも、同じように甘い香りがするのか?という問題について(謎めいた長いタイトルをつける;強いキーワードをタイトルに盛り込む;言葉あそびを連発してみる;具体的な「年号」を入れてみる;つながらない言葉をつなげてみる ほか)
第2章 村上春樹の文体力―あるいは砂糖の弾丸で読者の心を打ち抜く14の方法について(『風の歌を聴け』から学ぶ「リミックス力」;『1973年のピンボール』から学ぶ「妄想力」;『羊をめぐる冒険』から学ぶ「国際力」;『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から学ぶ「オマージュ力」;『ノルウェイの森』から学ぶ「引用力」 ほか)
著者等紹介
ナカムラクニオ[ナカムラクニオ]
1971年、東京生まれ。映像ディレクター、荻窪のブックカフェ「6次元」店主。本や骨董、金継ぎのイベントなどを開催する。「6次元」はノーベル文学賞発表のテレビ放映中継地としてもおなじみ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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