ちくま文庫<br> 嫌ダッと言っても愛してやるさ!

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ちくま文庫
嫌ダッと言っても愛してやるさ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480436238
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

パンクロックの元祖ザ・スターリンのミチロウ初期エッセイ集。破壊的で抒情的な世界。未収録録エッセイや歌詞も。帯文 峯田和伸、解説 石井岳龍

内容説明

日本のパンクロックの元祖・遠藤ミチロウの第一エッセイ集。著者が自著の中でも最も愛した本。「この一冊で、あの(THE STALIN)デビューから解散まで(80~85年)自分が何を考えていたのか、あらゆる角度から手にとるようにわかるのだ」。破壊的で土着的。吉本隆明との83年の対談を収録。文庫化に際し、歌詞、詩、未収録エッセイも収録。

目次

第1章 “1980年代初期”「玉ネギ病のあやしい幻覚」(何だかんだと自分の不幸を売り物にしてさ;「美少女玉ネギ病」でみんなマゾヒスト ほか)
第2章 “1980‐1985”「嫌ダッと言っても愛してやるさ!」(レコ倫;DISCOMMUNICATION FOR FUTURE! ほか)
第3章 “1983・7・20”対談 吉本隆明「カルチャーの瓦礫の中で」
第4章 “2000‐2003”ミチロウのマンガ解説 TALK ABOUT THE COMICS(『銭ゲバ』は資本主義の旧約聖書だ;生殖を前提としない性に、初めて面と向かってしまったボクらの同棲時代 ほか)

著者等紹介

遠藤ミチロウ[エンドウミチロウ]
1950年福島県生まれ。ミュージシャン。山形大学卒業。80年THE STALINを結成。81年末1stアルバム『trash』発売。82年2ndアルバム『STOP JAP』でメジャーデビュー。豚の臓物を投げるなど衝撃的なライブと、作品性の高さで話題を呼ぶ。85年THE STALIN解散、ソロ活動へ。2011年東日本大震災と原発事故を受け「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げる。2019年4月25日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

選挙ウォッチャーちだいそっくりおじさん・寺

73
伝説のパンクバンド「スターリン」のボーカル・遠藤ミチロウのエッセイ&詩集。遠藤ミチロウ直撃世代ではない私も、この題名だけでちょっと泣きそうになる。「嫌だと言っても愛してやるさ」なんて、ストーカーのように受け取る人もいるかも知れないが、私には神様の愛にしか思えない。「お前がどんな奴であろうと、お前の幸福を諦めたりしない」と言われているとしか思えない。表現をする人の、心の熱さを感じる度に、溶けるように涙が出る。日々の暮らしは何かを凍らせているのだろうか。下ネタも差別ネタもあるが、至って真面目な人である。良書。2021/08/12

ばんだねいっぺい

32
 リアルタイムで味わえた人がうらやましい。ミュージシャンというより詩人というくだりがあるが、超克している。叫ぶたびに底に何かが残るとか、東北全体が……という話が心に残った。こんなにアイロニー一辺倒で行くのは、凄絶だと思うし、スターリン結成までの流れにいろいろと思うところがあった。2019/10/20

阿部義彦

21
ユリイカの特集号も買ったけど未読ですが、最初にこっちの処女エッセイを、ちくま文庫です。パンクには疎いのですが、現代詩とも言える歌詞には感心しまくりです。後半に歌詞を掲載してくれたちくまに感謝です。スキャンダラスなイメージなので、リアルタイムでは聴いていなかった事を告白します。決して際物ではなかったのだと、吉本隆明との対談など読み応えがありました。歌詞=共同幻想とまで言い切っていましたね。若書きゆえに全てのエッセンスが詰まって著者も一番愛着のある本だそうです。ラストのパティー・スミスで納得です。合掌。2019/11/04

Ex libris 毒餃子

10
30歳からスターリンを組むような人ってなんなんだろう、って思って購入。世界観や考えがよく分かりました。また、同じ東北人として遠藤ミチロウの東北観に共感する部分もありました。なお、化粧をしていないと知的な顔立ちのおじさん。二面性がパンクロックなんだな。 峯田もボソボソ山形弁を話すあんちゃんだけど、ステージ上はヤベェ奴だし。2019/11/24

nobu23

9
スターリンが世間を騒がせていた、80年代前半に出された本を文庫化したもの。当時のバンドのパブリックイメージとは違い、詩的で抽象的な表現の多いエッセイであった。何度か復刻した時の対談等も載っていて、未収録のエッセイや歌詞なども追加されており、編集者の愛を感じた。2019/12/01

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