出版社内容情報
パンクロックの元祖ザ・スターリンのミチロウ初期エッセイ集。破壊的で抒情的な世界。未収録録エッセイや歌詞も。帯文 峯田和伸、解説 石井岳龍
内容説明
日本のパンクロックの元祖・遠藤ミチロウの第一エッセイ集。著者が自著の中でも最も愛した本。「この一冊で、あの(THE STALIN)デビューから解散まで(80~85年)自分が何を考えていたのか、あらゆる角度から手にとるようにわかるのだ」。破壊的で土着的。吉本隆明との83年の対談を収録。文庫化に際し、歌詞、詩、未収録エッセイも収録。
目次
第1章 “1980年代初期”「玉ネギ病のあやしい幻覚」(何だかんだと自分の不幸を売り物にしてさ;「美少女玉ネギ病」でみんなマゾヒスト ほか)
第2章 “1980‐1985”「嫌ダッと言っても愛してやるさ!」(レコ倫;DISCOMMUNICATION FOR FUTURE! ほか)
第3章 “1983・7・20”対談 吉本隆明「カルチャーの瓦礫の中で」
第4章 “2000‐2003”ミチロウのマンガ解説 TALK ABOUT THE COMICS(『銭ゲバ』は資本主義の旧約聖書だ;生殖を前提としない性に、初めて面と向かってしまったボクらの同棲時代 ほか)
著者等紹介
遠藤ミチロウ[エンドウミチロウ]
1950年福島県生まれ。ミュージシャン。山形大学卒業。80年THE STALINを結成。81年末1stアルバム『trash』発売。82年2ndアルバム『STOP JAP』でメジャーデビュー。豚の臓物を投げるなど衝撃的なライブと、作品性の高さで話題を呼ぶ。85年THE STALIN解散、ソロ活動へ。2011年東日本大震災と原発事故を受け「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げる。2019年4月25日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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