ちくま文庫<br> 生き残る判断 生き残れない行動―災害・テロ・事故、極限状況下で心と体に何が起こるのか

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ちくま文庫
生き残る判断 生き残れない行動―災害・テロ・事故、極限状況下で心と体に何が起こるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435736
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0198

出版社内容情報

テロ、自然災害、飛行機事故……。命が脅かされる状況で人間の体に起こる変化と“その時”への備えを、生存者の証言と科学者の研究から解き明かす。テロ、自然災害、飛行機事故……。命が脅かされる状況で人間の体に起こる変化と“その時”への備えを、生存者の証言と科学者の研究から解き明かす。

アマンダ・リプリー[アマンダリプリー]
著・文・その他

岡 真知子[オカマチコ]
翻訳

内容説明

死に直面するような事態に陥ったとき、私たちの意識と行動は平常時からどう変わってしまうのか。地震やハリケーンといった自然災害、テロ、大火災、飛行機事故など、大惨事を生き抜いた人々の証言と、それを裏付ける心理学や生理学の研究成果から、危機的状況下での人間の状態を「否認」「思考」「決定的瞬間」の3段階に分け、適切な行動をとることのできる人の条件を解き明かす。

目次

序文 「人生は融けた金属のごとくなって」
第1部 否認(立ち遅れ―北タワーでのぐずついた行動;リスク―ニューオーリンズにおける賭け)
第2部 思考(恐怖―人質の体と心;非常時の回復力―エルサレムで冷静さを保つ;集団思考―ビバリーヒルズ・サパークラブ火災でのそれぞれの役割)
第3部 決定的瞬間(パニック―聖地で殺到した群集;麻痺―フランス語の授業で死んだふりをする;英雄的行為―ポトマック川での自殺行為)
結論 新たな本能の形成

著者等紹介

リプリー,アマンダ[リプリー,アマンダ] [Ripley,Amanda]
ジャーナリスト兼ノンフィクション・ライター。コーネル大学卒。主に「タイム」誌や「アトランティック」誌に、公共政策と人間の行動のあいだに生じる差異について調査した記事を書いている。『生き残る判断 生き残れない行動―災害・テロ・事故、極限状況下で心と体に何が起こるのか』は15カ国で出版された

岡真知子[オカマチコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

23
災害が起こった時、人はどういう行動をとるか。それにどう備えるべきか。幅広い災害についての証言が紹介されており、非常にためになります。もしもの時、最初に何をすべきかがわかっていることと、とっさに動けるように訓練しておくことの大切さを痛感しました。(☆4)2020/01/19

たらお

21
突発的な事故、事件に巻き込まれた場合、適切な行動をとることができるだろうか?と想像した時に、まずとれないであろうと考える。帯に「生死を分ける決定的条件」という惹句。9.11テロ、ハリケーン「カトリーナ」、エールフランス358便事故の緊急脱出など、生存した人の証言から、人間が危機に陥る時に起こる状況が説明される。教訓~危機的状況においては、誰しも思考を停止する。4秒吸って、4秒止めて、4秒で吐く呼吸法は効果的。現状「否認」の状態を早く脱して、考えずに行動するためにも未然の準備(非常口の確認など)が効果的。2019/02/11

yo

20
【リスク対応の前提】読むのはかなり苦しいが、大変良い本。災害、テロ、事故等の突発的な極限状態の中で、人はどう行動しがちなのか。どうすれば良いのか。それが「否認」「思考」「決定的瞬間」の3部構成となって語られる。アメリカのノンフィクションに特徴的だが、取材内容が大変詳細に綴られているため、きちんと目的意識を持って集中して読まないと、「あれ、今私は何を読んでいるのだ?」となりがち。だが、そこに書かれている危機における人々の行動は大変貴重な資料で、国や各企業の危機管理担当者がしっかり読み込むべき内容と言える。2020/04/04

musis

8
非常に感銘を受けた。呼吸の仕方、物事への考え方。災害に備える意味、想定外の出来事にどう対処するか。いつかやろうと思っていても駄目だ。ひとつずつ、手をつけていこう。「回復力がある人には、三つの潜在的な長所も備わっている傾向がある。人生で起こることに自らが影響を及ぼせるという信念。人生に波乱が起きてもそこに意義深い目的を見いだす傾向。いい経験からも嫌な経験からも学ぶことができるという確信。このような信念は、一種の緩衝材として、いかなる災害の打撃をも和らげてくれる。」2021/05/22

読書熊

6
良質なノンフィクション。大厄災に直面し、生き延びることが出来た人に、その時何があったのか、どう行動したのかを克明にインタビューし、科学的知見やファクトと照らし合わせて教訓を導く。丁寧な議論の運び方と巧みなストーリーで、非常に読みやすかったです。2019/03/16

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