ちくま文庫<br> 印象派という革命

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ちくま文庫
印象派という革命

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435477
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0170

出版社内容情報

突出した人気をほこる印象派の絵画。マネ、モネ、ドガ……彼らはいかに挑戦し、どんな人生を送ったのか? 近代美術史の核心を1冊で学べる入門書。

木村 泰司[キムラ タイジ]
著・文・その他

内容説明

モネ、ドガ、ルノワール。日本人に人気の印象派の絵は、優しいイメージでとらえられがちです。しかし、じつは美術史に変容をもたらした革新的な芸術運動でした。作品の裏側には、近代社会の幕開けによって、人びとがはじめて味わうことになった孤独や堕落が隠されています。本書では、印象派の絵を合わせ鏡として、時代精神が近代にいかに向き合ったのかを読み解きます。図版資料100点以上収載。

目次

序章 なぜ日本人は「印象派」が好きなのか
第1章 フランス古典主義と美術アカデミーの流れ―フランス絵画の伝統はいかに作られたか?
第2章 エドゥアール・マネ―モダン・ライフを描いた生粋のパリジャン
第3章 クロード・モネ―色彩分割法を見いだした近代風景画の父
第4章 ピエール=オーギュスト・ルノワール―見る人に夢を与え続けた肖像画の大家
第5章 エドガー・ドガ―完璧なデッサンで人の動きを瞬間的に捉えた達人
第6章 ベルト・モリゾ&メアリー・カサット―表現の自由を求めた二人の女性画家

著者等紹介

木村泰司[キムラタイジ]
1966年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。専攻は西洋美術史。ロンドン・サザビーズ美術教養講座にてWorks of Art修了。講演、セミナーなど開催多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miho

13
【2022-014】【図】当時印象派がどれだけ革新的であったか、知っているつもりだったけど、改めてフランス絵画の古典から振り返ることで印象派の前衛性を理解することができました。また、マネ、モネ、ルノワール、ドガの人生についても書かれています。簡単な経歴等は知っていましたが、それぞれの家柄や両親との関係、印象派内の人間関係など面白かったです。女性画家であるベルト・モリゾとメアリー・カサットの章もありました。2人の人生や作品をもっと詳しく知りたくなりました。小さいながらもカラーの口絵が豊富で嬉しい。2022/02/02

たち屋たちや

12
一人一人が好きなものと 日本人として好きなもの。2018/11/04

ラウリスタ~

10
印象派を、主要な画家たちの人間関係模様から概観する(最近話題の漫画も多分この本が一番の参考文献だと思う)。それぞれの作家の社会階層(ルノワール以外は基本ブルジョワ、マネは金持ちで、ドガは皮肉やで、モネは金たかり)、モリゾはマネに、カサットはドガに師事する(恋愛感情については微妙なところ)。学術的というよりも、一般向けで楽しく読める。ただ、著者はアメリカで西洋美術を勉強した人で、フランス印象派を英語で勉強している。参考文献にフランス語は一冊もないし、パリの歴史に関するページ(p. 95)はかなり間違いあり。2022/05/05

ヴァン

8
 ルノアールやモネの絵に感じられる華やかな感情の背景に隠れた当時の歴史の空気。古典的伝統絵画に対して印象派と呼ばれた画家たちの制作態度にあらわれた革新性とは。美術初心者にも充分満足感を得られる物語である。冒頭にカラー図版がついていて便利。2020/06/30

OjohmbonX

3
芸術運動も時間軸と空間軸の両面で文脈を考えると、どういう意味でその当時は革新的だったかがはっきりして、印象派についてその辺を解説してくれる。画商も個展もなく、ネットもない時代に、自分の絵を世間に認めてもらうにはサロンに受かるしかない。ただアメリカという外部が出てきたおかげでサロンに頼らずに生計を立てる道が出てくる。ちょうど女性が画家を職業にし始める時代とも重なっていて、結婚で画家のキャリアを諦めた人、結婚しても夫が支えて画家を続けた人、結婚を諦めて画家を続けた人それぞれが登場する。2019/07/09

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