ちくま文庫<br> 柴田元幸ベスト・エッセイ

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ちくま文庫
柴田元幸ベスト・エッセイ

  • 柴田 元幸【編著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 筑摩書房(2018/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480435453
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生まれ育った工業地帯、ロックや文学との出会い、学生たちとの交流、言葉をめぐる冒険。名翻訳家による笑いと涙と懐かしさが込み上げる決定版。

柴田 元幸[シバタ モトユキ]
著・文・その他/編集

内容説明

言葉をめぐり膨らむ妄想。例文が異常に面白い辞書。「貧乏」と「貧乏性」の違い。名曲の斬新過ぎる解釈。そして工業地帯で育った日々の記憶。講談社エッセイ賞受賞作『生半可な學者』、ロックの偉人たちを愛とユーモアたっぷりに語る『ロック・ピープル101』収録作をはじめ、翻訳家として知られる著者が、1980年代から現在まで様々な媒体に発表したエッセイから自選した、文庫オリジナル決定版。

目次

1 日々の実感(狭いわが家は楽しいか;生半可な學者 ほか)
2 文化の観察(アメリカにおけるお茶漬の味の運命;甘味喫茶について ほか)
3 勉強の成果(ドゥ・イット・ユアセルフ・ピンチョン・キット;異色の辞書 ほか)
4 教師の仕事(ある男に二人の妻がいて;死んでいるかしら ほか)
5 不明の記憶(ロボット;どくろ仮面 ほか)

著者等紹介

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954(昭和29)年、東京生まれ。アメリカ文学者。東京大学名誉教授。翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン#ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。ポール・オースターなどアメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、文芸誌「Monkey」の責任編集を務めるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

69
高橋源一郎さんがラジオで紹介なさっていたり、たまたま講演をお聴きしたりした縁で手に取った。明らかに私の中にはない世界への扉を開いてくださる感触の文章で、粒が揃っていて面白い作品ばかり。こういうのをペーソスというのかな。良い訳者が良い書き手になるとも限らないと思うので、才能と感性がうまく作用しているのだろう。到底受けられるレベルにないけれど、講義が楽しそう。2019/03/13

ペグ

65
最初の「狭いわが家は楽しいか」の一文。[ジョージ・ホワイティングの原詩の中で、(cozy roomという言葉にはこじんまりしたというニュアンスがある。A little nestはもっとはっきり小ささを意味している。意味されているのは(心地よい)小ささ、(それ以上大きい必要はない)小ささである。これに対して堀内敬三訳は(狭いながらも)と。この訳には本当はもう少し広いほうが良いんだけど、ま、いいか〜という快い諦念の響きがある。] 「私の青空」の訳文について書かれていて、初っ端から引き込まれた!やはり凄い!2019/06/04

ぐっち

34
かつて「佐藤君と柴田君」ですっかりファンになってしまった柴田君。エッセイの気軽さと文章のうまさにだまされて翻訳物とかにも手を出してしまい、当時ならまだ読めたけど今はもう無理だなあ…。そんな柴田くんも何とももう東大名誉教授!今読み返す昔のエッセイも、最近のエッセイも相変わらず面白い。「英語会話表現辞典 警察官編」が欲しくなりました。2019/02/09

阿部義彦

31
ちくま文庫新刊です。翻訳家の柴田さんが自ら選び抜いたエッセイです。半分位は読んでましたが。なんとも味わいが有って惚けていて、楽しめました。「生半可な学者」「佐藤君と柴田君」「死んでいるかしら?」この三つのエッセイは既に読んでたはずです。2000年代の新ネタが掘り出し物です。ロックに関するエッセイは初めてでしたが私より先輩のチョイスで、キンクス、CCR、等とても良かったです。2018/10/20

踊る猫

30
この著者のエッセイはさほど読んでいないのだけれど、真顔でジョークを言う人、という印象を受ける。根は生真面目で、性分に合わないことはやらない。悪く言えば気まぐれで好き勝手ばかりやって一直線に生きている。そんな人となりがエッセイからも見えて来そうだ。翻訳の質の高さに比べて創作/フィクションを交えたエッセイの冴えがイマイチなのはご愛嬌といったところか(そこがど天然の岸本佐知子と根本的に異なっている)。質にバラつきがあるが、良く言えば「懐の深さは曙並み」(スチャダラパー)といったところ。ムダな妄想もあってこそ人間2018/10/14

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